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I have a dream!

 いつの日か、ぎふのまちの人々が共に夢を共有し、情熱の和を持って、活動的でわくわくするまちを創るという夢が。

We have a dream!

 いつの日か、岐阜青年会議所がコミュニティーの絆をもたらす原動力になり、行動する市民性と社会的な責任をもたらし、ぎふのまちの人々が将来に亘って尽くすことができる価値観を築くこと。そして、ぎふのまちの人々が輝く人材となり、世界を動かす原動力となる夢が。

 1951年、岐阜青年会議所が設立されて以来、「明るい豊かな社会」を築くべく活動された先輩諸兄の努力と、その活動を理解し関わって頂いたぎふのまちの人々に、私たちは感謝し、本卦還りの年に、まちに必要とされる団体として、国と地域の発展に寄与すべく、新たな一歩を踏み出します。

 一国の財政難や経済システムの行き詰まりが、一夜に世界中を駆け巡ることで、私たちは以前にも増して、世界が経済システムを通して繋がっていることを実感しました。アメリカの経済は回復しつつあるものの、以前のような国際社会における力強さはみられません。私たちの近隣諸国は、問題を抱えつつも、目覚しい経済発展を遂げ、したたかに世界での発言力を増しています。多極化の時代であり、一方で繊細なバランスを必要とする時代、私たちの国では、何が正しくて正しくないかの基準が崩れ、市民は、献身すべき価値観を失いつつあります。そして、家族やコミュニティーの崩壊に危機感を持っています。これらに対する具体的解決策も見えないまま、多くの市民が将来に不安を抱いています。

 こうした状況下、世の中の活力となるべき私たちが、強い地域、国家を創り、次世代に渡していくべく行動しなければなりません。「どうせだめだろう」という冷めた気持ちから、「面白い、挑戦してやろう」「絶対実現させてやる」という前向きな姿勢を、市民に伝播しましょう。市民が夢と情熱を持って、まちづくりに参画できる、活動的なぎふのまちを描きましょう。
 どんな夢を実現するにも、一個人や一団体では実現できません。「どうしてあんなにすごいことができたのだろう」仕事のプロジェクト、プライベートなイベント、地域ボランティアなどで、誰しもそのような夢中になる使命に向かって猛スピードで突き進んだ経験があるはずです。夢と情熱を共有し、成果を生むための役割を、誰もが認識し、全員が自己ベストを更新しながら協力できる和が、そこには知らず知らずの間に出来上がっていたはずです。そんな和が、行動力をもって市民を巻き込み、成果を実感させることで、行動する市民性を育てます。そして、継続的な活動を積み重ねることで、市民が社会的な責任の意味を実感していくのです。岐阜青年会議所が、経験を積み重ねてきた、リーダーシップ開発、青少年育成、まちづくり運動の各分野で、和の持つ力がその役割を果たし、まちの人たちが将来に亘って献身できる価値観を創出できれば良いのです。献身できる価値観とは、JC三信条の、奉仕の精神の源となる価値観です。それを持った人材こそ、大きな器をもった国際人、ぶれない決断を下すことのできるリーダー、魅力あるぎふのまちを創る市民となってくれるでしょう。

60年の歴史で培われてきた繋がりに感謝しつつ、
強い絆でぎふの未来を切り開こう!

 60周年では、設立以来、明るい豊かな社会を築くべく活動された先輩諸兄、その活動を理解し積極的に関わって頂いたぎふのまちの人々に感謝し、新たなぎふのまちの夢、新たな岐阜青年会議所の夢を共に語ろうではありませんか。そして、二つの夢に向かって新たな一歩を踏み出します。先ずは、夢と情熱を共有し、協力できる和を、ぎふのまちの人々と共に体現しましょう。また、市民が考える夢のあるまちに耳を傾け、市民、岐阜青年会議所、行政の強い絆を意識し、その実現を思い描いてみましょう。共通体験を通して、岐阜青年会議所は、ぎふのまちの人々により近い存在となり、強い絆を築けるのです。共通体験が、私たちにとって、今後の活動の糧になることを願って。

“ぎふの宝”をみがき、つくろう夢のあるぎふのまち

 岐阜の名は、周の時代に太平の地といわれた岐山の“岐”、中国学問の祖である孔子の生地である曲阜の“阜”の二つの地名から、織田信長公が名づけられた誇りある名前です。更に岐阜は、当時、城下町に楽市楽座を設けるなど、画期的でユニークな発想で人々を圧倒的に魅了し、当時、間違いなく日本で1、2を争うまちであったはずです。私たちは、今、信長公が岐阜という名前に託した想いや発想に誇りや夢を持っているでしょうか?
 市民にとって夢のあるまちとは、市民が、誇りを持って、生き生きと魅力を語れるまちです。そんなまちの実現には、岐阜の宝である伝統・歴史・文化の価値をまず市民に認識してもらい、誇りに思ってもらうこと、宝の原石を探し育てる機会を提供すること、将来の宝をいち早く察知しチャンスを提供することが大切ではないでしょうか。更に、これらの宝を活用し、創意工夫を凝らし、新しい価値を生み出すことで、まち特有の魅力をつくることではないでしょうか。岐阜青年会議所は、多くの市民に、期待を受け、長年この取り組みを実践しています。今年も、市民が誇りの持てるまちであることを切り口に、事業の本質と今後の可能性を整理し、岐阜青年会議所が描く夢のあるまちを存分に表現しようではありませんか。
 市民にとって夢のあるまちとは、家族と共に物質的にも心理的にも豊かに暮らせるまちです。人々の欲求が多様化している時代、市民には、仕事から離れた所で、自己の存在意義を探求し、自己実現をする欲求があるのではないでしょうか。そうした欲求を受け止め、岐阜青年会議所が描く夢のあるぎふのまちに向かって、市民が経験やスキルを活用し、社会貢献を直接的に実感する機会を充実させようではありませんか。また、市民が自らぎふのまちの将来像を考え、それにコミットしたいという要望もあるのではないでしょうか。市民は、家族単位だけでは解決できない日常の課題や、実現したい将来像を描いているはずです。市民と共に、地域の課題を解決し、夢のあるぎふのまちを実現するために、共に取り組んでいこうではありませんか。そうした機会を重ねることで、市民一人ひとりがまちづくりの主体者となり、社会的責任を認知していくのではないでしょうか。

地域の連携で夢と可能性を切り開き、
今こそ見せろ! OTONANOSENAKA!

 新入社員との会話の中で、こんな場面を良く経験します。「仕事にもなれてきたから、新しい仕事にチャレンジしてみて」という問いかけに対して、「私にはできません」「今のままで良いです」と簡単に挑戦を放棄する若者が多くなっています。その反面、近隣諸国の若者と国内外で会うと、価値観をしっかり持ち、やりたいことに対しての貪欲さを持つ彼らがまぶしくも脅威にも映るのは私だけでしょうか。
 私たちにとって、子どもたちは国の活力、地域の活力の根源です。私は子どもに、具体的に夢を描き、その実現に果敢にチャレンジする精神、逞しい創造力、そして将来にわたって献身できる価値観を育んで欲しいと願っています。夢を実現するためには、あらゆる壁があり、それにチャレンジしてこそ、特別な達成感や感動が手に入ることを体験して欲しいです。緊張感をもって与えられたチャンスに臨むことで、自分がどんな人物であるかに素直に向き合って欲しいです。その過程で、自分はどんな人間になりたいのかを考えることで、逞しい創造力を育んで欲しいです。地域の人々のサポートを受けながら、ルールや礼儀礼節の基本から始まり、将来にわたって献身できる価値観を育んで欲しいです。そうすれば、頼れる判断の機軸と包容力を持ち合わせることができ、国際社会に立っても信頼される人材となるはずです。
 私たちが青少年育成を探求すればするほど、単なる教育や若い世代の気の持ち方だけでなく、地域、家族、夫婦のあり方、自分と子どもの関係のあり方まで見直すきっかけになります。子どもたちには、大人が大切にしている価値観を知ってもらい、その価値観が社会や地域の様相、その人の人となりの形成に深く関わっていることを感じ取ってもらいましょう。子どもたちにああいう風になりたいと思わせる地域の大人の背中を見せようではありませんか。そして、その実践課程において、大人には、自分の振る舞いが、地域の子どもたちの価値観形成に大きな影響を与えていることを自覚してもらいましょう。

JCは組織の規範たれ!! 夢、情熱、現場力をもったリーダーたれ!!

 社会問題も、人口動態の変化、生活様式の多様化、技術の進歩によって、個人や家族の単位はもちろんのこと、行政や企業単体では解決できないほど複雑化しています。また、価値観の多様化、喪失によって、一つの組織をまとめることが難しくなっています。こうした現状を鑑みれば、組織をマネジメントするリーダーの責務と社会からの期待は、以前にも増して高まっています。
 こうした現状の中、リーダーは常に先のことを考え、全員がわくわくするような夢を描き、多数の主体者と、協調、コミュニケーションをとり、利他の姿勢で課題解決をはからなければなりません。その過程で問題や課題が出た場合、自ら決断し、してみせ、説得するなど、人を動かすだけの現場力を養う必要があります。そして、自分の行動そのものが、組織の価値観を形成していくことを自覚するべきです。そうして初めて、リーダーは、夢と情熱を共有し、成果を生むための役割を、誰もが認識し、全員が自己ベストを更新する協力の和をつくることができるのです。JCメンバー一人ひとりがリーダーシップを発揮し、このような和をぎふのまち、企業、他団体で実践することが、ぎふのまちの活力となるのです。
 忘れてならないのは、岐阜青年会議所は、リーダーのトレーニングを積むには、最高の環境を提供してくれることです。一般的に、もっとも良く進んだマネジメントは企業でも行政でもありません。私たちのようなまちづくり団体が、マネジメントのあり方の、パイオニアになっているケースが多いです。まちづくり団体には利益、給料という考え方がありません。それでも、JCメンバーには、組織の使命や目的から納得し、いかなる変化をまちや人材に起こすことを成果とするかを理解してもらうことで、活動の焦点を絞ってもらわなければなりません。そして、より困難な活動と責任を求めることで、自己の成長を促し、大きな貢献をなし、活動に満足してもらわなければなりません。私たち自身、それを認識し、トレーニングの肝としているはずです。会社のリーダーとして期待する人材からこんなことを聞かないでしょうか。「会社の仕事はやりがいが十分じゃない」「求められる成果に対して責任が十分でない」「使命が見えない」「利益だけ求められる」。しかし、これらのことに対する答えは、岐阜青年会議所の活動の中で実践してはいないでしょうか。意外に、会社に戻ったとき疎かにしているポイントです。私たちは、岐阜青年会議所での活動の良さをあらためて認知し、自らの活動や組織全体に影響を与える意思決定に際して、意見を述べ、参画したいと思うメンバーを育てようではありませんか。あるいは、そんな青年経済人を迎え入れようではありませんか。

プロセスマネジメントをしっかり行い、夢と情熱で結ばれた和を構築しよう!

 社会が多極化し、私たちのようなまちづくり団体の活動の意義や成果が重要視されています。しかしながら経済環境が激しさを増す中、企業活動、家庭、そしてJC活動のバランスに悩むメンバーが多くなっています。そんな現状を打開する方策として、事業プロセスをより効果的にするために、次のことに注意を払っていきましょう。おのおのの事業に対して、「各ラインが、事業に求める成果を明確に提示できているか」、「それらの成果を達成する為に、誰もが役割をしっかり認知しているかどうか」、「活動の焦点が絞れているかどうか」、「事業までの工程と責任を委員会メンバーに明確に示すことができているかどうか」、「前倒しで事業準備が進められているかどうか」。これらのことは、当たり前のように感じますが、意外とできていないものです。
 最後にもう一度、夢と情熱を共有し、成果を生むための役割を、誰もが認識し、全員が自己ベストを更新するような協力の和を目指して、節目の年に、岐阜JCの新しい1ページを発信していこうではありませんか。

先ずは、真摯に夢に向かって行動しよう!

 私たちはまちづくり団体のメンバーとして、ぎふのまちを引っ張り献身できる価値観をつくっていくリーダーたるべきです。そんなリーダーにとって最も重要な資質は“真摯さ”であると、かの有名な経営学者のドラッカー氏も語っておられます。我々は個人としての素行、組織のリーダーとしての行動、社会の一員としての行動、これら全てにおいて真摯に行動するという、一貫性を持たなければなりません。組織にとって良くても、社会から見ればその価値観に背くこと、個人にとっては良くとも、組織や社会にとって負であることはやるべきではありません。我々は60年間の偉大なリーダーたちが残してきた伝統と足跡に感謝し、次なる60年に向かって大いなる夢をぎふのまちのみなさんと共に抱き、その夢に向かって真摯に行動していきます!

基本方針

【組織運営グループ】
プロセスマネジメントをしっかり行い、
夢と情熱で結ばれた和を構築しよう!

【青少年育成グループ】
地域の連携で夢と可能性を切り開き、
今こそ見せろ、OTONANOSENAKA!

【CD(コミュニティ・ディベロップメント)グループ】
“ぎふの宝”をみがき、つくろう夢のあるぎふのまち

【アニバーサリーグループ】
60年の歴史で培われてきた繋がりに感謝しつつ、
強い絆でぎふの未来を切り開こう!

【LD(リーダーシップ・ディベロップメント)グループ】
JCは組織の規範たれ!! 夢、情熱、現場力をもったリーダーたれ!!

全体事業
スポーツチャレンジぎふ2011
60周年式典
60周年事業
2012年度新入会員募集