副理事長基本方針
副理事長 塩谷 義峰
混沌とした現在の社会で発生する解決が困難な問題にこそ、地域のリーダーである私たちが積極的に取り組んでいかなければなりません。その為には、常に運営システムや事業構築のプロセス、課題解決の為の手法を検証することで組織を進化させ、強化していく必要があり、その検証に必要な新しく正確な情報を今まで以上に獲得しなければならないのです。
情報を集める為には、対外の方々との信頼に基づいた交流が必要であり、岐阜JCがパートナーとして信頼できる組織であることを、多くの人々に知って頂かなければなりません。対外との接点となる人々には、情報獲得の他に、発信源としての役割があり、その姿勢が即組織の評価につながる為、自身の責務にプライドを持ち、凛然とした姿勢で対外の方に接することで組織の魅力を発信することが求められています。それにより彼らが信頼を獲得し、交流で得た有用な情報をフィードバックすることが組織を進化・発展させるのです。
本年度、岐阜JCは16年ぶりに日本JC常任理事である、東海地区協議会の会長を輩出し、その運営を担います。これは、60年間先輩諸兄が育んでこられた、礼儀を重んじ、自身を律しながら筋を通す、岐阜JCの良き組織風土を日本全国に知って頂くことで、より多くのLOMと信頼関係を築き、交流を通して多くの情報を得るチャンスなのです。そして、私たちがそこで得た情報を直接LOMにフィードバックし、または、架け橋となりLOMのメンバーに情報交換する機会を提供することが組織をさらに進化・発展させるのです。
その為に私たちは、東海地区協議会のメンバーと共に汗をかき、侃々諤々の議論をしながら協議会を運営していく過程で、岐阜JCの組織風土を体現し、より多くの人々の信頼を得なくてはなりません。60周年を終え、次なる第一歩を踏み出した今、私たちが凛然とした姿勢で東海地区協議会を運営することで、岐阜JCのよき組織風土を発信し、組織の進化に寄与いたします。