専務理事基本方針

専務理事 岡本 達明

 岐阜JCが61年もの永きに亘り存続したのは、諸先輩が真摯に「ひとづくり・まちづくり」に取り組み、変革の能動者となり時代と共に変移する社会の求めに応え、市民の方々から信頼を得てきたからです。
今年度私たちは新たなビジョンのもと、次の時代を見据えた活動を始めます。その活動とはまちの資源を活かし、市民の方々と協働し、新たな仕組みや体験を創造することで、ぎふのまちを世界に誇れるブランドとすることです。新ビジョンの実現に向けて、手法にとらわれず事業の本質を見極め、問い続けることで、各委員会の創造力を引き出し事業構築に反映させていきます。
 JC活動には自分の強みを活かし発揮するだけではなく、自分の価値観と違うものを学び、他を認めて受け入れていく真摯で謙虚な姿勢が必要です。その姿勢で事業、そして協働する人たちと真剣に向き合えば、今までと同様に市民から受け入れられ、信頼を得ることができるはずです。また岐阜JCには創始以来大切にしてきたプロセス重視の良き組織風土があります。それは、それぞれの役割を果たし、お互いの献身すべき価値観を認識し、侃々諤々の議論を重ね、合意形成しながら成果を出すことです。真摯に謙虚な姿勢で取り組み、成果を出していくこと、これこそがぎふのまちを創造していく理想のリーダーの姿です。各委員会、メンバーにはこのような意識で事業に臨めるよう導いていきます。
 私は専務理事として、理事長及び副理事長を補佐し、日常業務を処理していきます。そして公益団体として3年目を迎え活動していく中で、持続可能な組織への積極的な変革を行っていきます。自分自身の成長のために参加してきたこれまでとは違い、公益団体としてどうあるべきかを問い続けることで、変えるべきことは変え、守るべきものは守ります。それが“ぎふの、まちのため、ひとのため”そして“岐阜JCのため”であると考え、滅私の精神で1年間職務を全うします。