専務理事基本方針

専務理事 西岡 徹人

 62年の歴史をもつ岐阜JCは、「明るい豊かな社会」の実現を目指し、率先して行動し、他のどんな団体にも先駆け、先進的な活動を展開してきました。それは、未来を切り拓いていくのは自分たちだという断固たる決意のもと、時に市民の先頭に立ち、時に手を携え、時に市民を支える活動です。そして諸先輩方による継続した活動により、岐阜JCはぎふのまちになくてはならない組織となったのです。今後もぎふのまちの発展に必要な組織であり続けるために、私たちは掲げたビジョンに誇りをもち、JCらしさを保ちながらも、一方で市民や行政との協働をこれまで以上に強化していく必要があります。

 他団体との関係を強化するには、公益法人格を取得した岐阜JCの活動を広く発信し、認知度をあげつつ相互理解を深めていきます。その上で、これまで培った経験と高い志をもち「ひとづくり・まちづくり」運動の中心的存在として役割を担っていかなければなりません。そのためには、岐阜JCメンバー全員が、ぎふのまちのリーダーであることを再認識する必要があります。そして、適切なプロセスを経て成果を積み上げられる組織風土を継承し、持続可能な組織へと変革し続けることで、公益団体としての明確な目的を達成します。

 本年度専務グループでは、まちづくり運動ビジョンの実現を目的とした岐阜JCの行う事業すべてが、目指す方向が適切かどうか、自由な発想を活かした効果的手法をもって企画・立案されているかを見極めます。そして、実施から決算に至るまで、プロセスを重視した円滑な組織運営を支え続けます。

 本年度は専務理事として、理事長や副理事長を補佐し、与えられた職務に対し真摯に行動します。私は、JC活動を行うなかで、多くの学びや気付きを得て成長させて頂きました。受けたご恩や多大な恩恵を胸に「ひとづくり・まちづくり」運動を推進することが使命であると考えています。自らがもてる資源のすべてを活用し、ぎふのまちのため、日本のため、ひいては世界のために一年間、挑戦と学びを忘れず取り組みます。