公益社団法人 岐阜青年会議所

公益社団法人 岐阜青年会議所

副理事長 水野 智裕

副理事長基本方針

 ぎふのまちは豊かな自然、県都としての堅調な経済、素晴らしい歴史文化など、多彩な魅力が共存する都市です。これらの魅力を背景として、行政、企業、各種団体、市民がまちのためを思い、様々な活動を展開することで、まちに活力を与えています。一方で、相対的に豊かで住み暮らしやすい故に、ぎふのまちの人々は現状維持を志向する保守的な傾向があり、多彩な魅力の一部は最大限には活かされず、可能性として潜在していると考えます。価値観が多様化・流動化する現代社会において、ぎふのまちが多くの人々にとって魅力的であり続けるためには、もともと備わっている魅力を根源として尊重しながらも、常に革新的な価値を追求する風土が必要です。

 岐阜JCは創始より「明るい豊かな社会」の実現を目指し、「ひとづくり・まちづくり」運動を展開してきました。諸先輩方のたゆまぬ努力により存在感を示し続け、現在ではぎふのまちに欠かせない団体として信頼を得ています。2012年にまちづくり運動ビジョン「自然と産業とコミュニティの共生都市ぎふ」を制定して以来は、協働によるまちづくりを推進し成果を残してきました。この運動をさらに発展させ「世界に誇れるひとの和」を実現するためには、様々な知見や専門性をもつ協働者同士が共創することでシナジーを発揮し、独創的なまちづくりに繋げることが必要です。岐阜JCは青年経済人の集うまちづくり団体として戦略的にぎふのまちのあるべき姿を描き、共創に大きなベクトルを与えましょう。そして多様な協働者の力とまちの魅力を結集し、共創により生まれた価値を効果的に発信することにより、自ら変化を起こそうという革新の気風を根付かせることができるのです。

 私たちのホームタウンであるぎふのまちが未来に亘って魅力的なまちであり続けられるか。それは現在と未来を担う岐阜JCメンバー一人ひとりの双肩にかかっています。負のイメージや感情の下には人は集いません。楽しみましょう。私は副理事長として、誰よりも活動を楽しみ、楽しみを伝播することで、岐阜JCのまちづくり運動を明るく楽しく前向きに牽引します。