公益社団法人 岐阜青年会議所

公益社団法人 岐阜青年会議所

副理事長 山本 孝洋

副理事長基本方針

 昨今、グローバル化が進み日本を取り巻く環境は日々変化しています。私たちは日本に居ながらにして世界中の情報にアクセスし、必要な情報を得ることができます。世界との距離感が一層縮まる半面、人々の物の見方や考え方が多様化していく中で、社会問題は複雑化し解決する手段が見つからない状況になってきています。また、国内では少子高齢化が進み、労働人口が急減する中で、急激な経済成長を遂げていく近隣諸国と競争していかなくてはならないのです。今まで培ってきた発想や手法とは異なる視点を取り入れ、イノベーションにより付加価値を生み出していくことが求められています。

 個人の能力や行動力だけでは、激しい競争社会に対応していくことは限界があります。全体の状況を把握し的確に判断する中で、各世代や男女・国籍を問わず様々な人の立場や知見や専門性を受け入れ活かし、他者を尊重できる人がリーダーとなっていきます。時にはリーダーとして先頭に立ち周りを牽引し、時に支える人となり、それぞれのフィールドや立場で自身の能力を発揮した結果、個々のクリエイティビティが発揮され、大きな相乗効果を生み出せる人財が育成されるのです。

 岐阜JCメンバーやぎふの市民には「明るい豊かな社会」の実現を目指し、生活する地域、所属する会社、家庭やコミュニティーにおいて、自分自身の能力やリーダーシップを発揮することで多くの人と共感し、理解し合い伝播し続けてもらう中で良い影響が生まれます。また、各々がもっている知見や専門性に触れる機会を増やすことが、一人ひとりの成長と資質向上にも繋がっていくと考えます。そして、自分のために行動するから仲間や誰かのために行動する「公」の心を身に付けて欲しいと願っています。これは、自分が取った行動により廻りの人々が笑顔になってくれることや感謝されることに達成感を覚えたこの想いを、岐阜JCメンバーや多くの人々に熱く語り伝え、想いを繋いでいきます。