室長基本方針

　所属する企業・組織を永続的に発展させていくためには、継続的に成功を生み出さなければなりません。そのためには外部の変化に対応し、解決のために課題を多角的に捉える視点をもつことが必要です。なぜならば私たちが直面する課題への答えはひとつではなく、自ら選択しなくてはならないからです。組織内外の様々な背景をもった人たちが同じ目的に向かい独自性を発揮・調和させることで新たな価値を創出する共創が必要です。多くの人との共創により、組織に多様な強みをもたせ、自立的に価値創造を起こすことができる人財が必要なのです。

　共創のある組織は、理想を掲げ価値創造の起点となるリーダーと、その理想の下に、各々の立場で自らの強みを発揮する人財により成り立ちます。各々が個性を結集することで相乗効果により価値を創り出すのです。そのために、組織の置かれている現状を把握し、目指すべき理想の姿をもって行動を起こし、仲間の立場を考えて行動することが大切です。

　人財育成室では、組織が価値を生み出し発展することを学ぶ機会を提供し、成果を生み出せる人財を育成します。地域の青年経済人に対して、価値を生み出す起点たるリーダーとなるきっかけとして頂きます。市民に対しては、組織に関わりモチベーションを高め合うことで新たな価値を創出することができる可能性を感じて頂きます。また、岐阜ＪＣは自己成長できる組織であると考えます。ＪＣメンバーには自身の変化を振り返り、なぜ岐阜ＪＣに身を置いたのか見つめ直すきっかけとします。自ら感じた成長と成長させてくれた組織の魅力を語ることで、ぎふのまちの青年経済人に共感を生み出し、新たな仲間として迎え入れます。新たな仲間が増えることで、すでに私たちがもっている強みに新しい価値観を融合し、会員力を増強します。

　両委員長には成果を上げるために周りの心を動かす行動力をもち、綿密な準備ができるリーダーとなれるよう指導致します。そして私自身は室メンバーが自己成長を実感できる１年が送れるよう、培った経験を余すことなく伝え、自らに厳しい姿勢をもって活動に取り組みます。