mic | いよいよ連載インタビュー「岐阜JCと私」掲載が始まりました!第1回は地域の宣伝広告物全般に加え、全国の醸造業界を中心にラベル・パッケージのデザイン・印刷を手掛けるヨツハシ株式会社 常務取締役の四ツ橋憲彦さんです。それでは本日は宜しくお願いします。 |
四ツ橋 | 宜しくお願い致します。 |
mic | それでは早速質問に移らせて頂きます。四ツ橋さんは2014年、岐阜JCに入会されたということですが、そのきっかけは何でしょうか。 |
四ツ橋 | 私は大学から12年岐阜を離れており、家業のために2013年に戻ってきました。当時は地元に悩みを打ち明けられるような知り合いもおらず、これから地元で家業を継いでやっていけるのかという不安をもっていました。そんな中、当社の社長でもある父から岐阜JCに入会してみないかという話をもらったのがきっかけです。 |
mic | 岐阜に戻ってすぐ入会を決められたのですね。 |
四ツ橋 | そうですね。父が岐阜JCのOBだったこともあり半分強制的な感じでしたが、同世代の仲間と出会えるという点以外は活動内容もよく分からないまま軽い気持ちで決めてしまいました。 |
mic | そうなんですね。入ってみた当初はどんな印象だったのでしょうか。 |
四ツ橋 | 入会を決めてから実際の入会まで半年あり、その期間は期待より不安の方が大きかったことを覚えています。入会後も半年くらいは活動に消極的だったのですが、入会同期の仲間と絆を深めながら一つのことを創り上げる楽しさに気づいてからは積極的に関わっていくようになりました。 |
mic | それから様々な役職を経験されて、本年度副理事長を務められているんですね。これまでで印象に残った出来事はありますか? |
四ツ橋 | 7年目にもなると本当に様々な思い出がありますが、最も印象に残っているのは2017年、岐阜ブロック運営委員会の委員長を受けた1年間です。岐阜県には岐阜JC、大垣JC、各務原JCなど地域ごとに17のJCがあり、それらのJCからメンバーが集まって岐阜ブロック協議会という岐阜県全体の事業を行っていく組織体を形成しています。2017年はその事務局を岐阜JCがやるということで、私が担当委員長として運営を行いました。 |
mic | 岐阜県全体の事業というのはどこで行われるんですか? |
四ツ橋 | 岐阜県内の各地で会議をやって事業内容を決め、事業も各地で行います。この1年間は本当に多くの地域を訪れ、多くの人と出会って刺激をもらい、多くの学びと地域を超えた絆を得ることができました。 |
mic | それは普通に過ごしているとなかなか得られないものですね。では、JC活動で得た学びについてお聞かせください。 |
四ツ橋 | 今でも多くのことを学んでいますが、単純なところでいうと「決断する回数が飛躍的に増える」ということです。例えば入会当初だと様々な事業への案内が来て、会社の業務がある中で出席するかしないか。入会して数年経つと役職の話を頂き、受けるか受けないか。役職をやっていくと、自分のやりたいこと、立場としてやるべきことがあり、エビデンスや様々な方からの意見を取り入れながら何を選択すべきか。これは将来会社を経営し、未来を予測しながら様々なことを決断していく立場になる場合、非常に大事なことだと考えています。 |
mic | なるほど、最適解を選び出す力が身につくということですね。ありがとうございます。お時間も迫ってきましたので、最後に読者に向けてメッセージを一言お願いします。 |
四ツ橋 | では入会を迷っている方へ。経営や人生の決断において全ての情報が出揃って判断できるケースはおそらくほんの僅かで、悩みのない決断はないと思います。そんな時、一つの材料になるのは親身になってくれる方の助言であり、最後は自身が一歩足を踏み出すことしかないと思います。今何かを変えたい、何かが足りないと思っている方にとってこの組織は必ず多くのものを与えてくれます。是非、一歩踏み出してみてください。 |
mic | 四ツ橋さん、ありがとうございました。次回更新は1月15日です。皆様、お楽しみにお待ちください。 |