「すべての人々が 笑顔で生きがいを持てる国 日本の創造」を趣旨に、1月16日(木)から19日(日)にかけて先入観にとらわれない新たなものの見方を学ぶ京都会議が国立京都国際会館にて開催されました。
全国各地にある青年会議所は、それぞれの地域課題を解決するために事業を行っていますが、日本青年会議所は国家レベルの問題を解決するため活動を行っています。全国各地の青年会議所のメンバーが出向者として集まり、日本青年会議所が組織されています。京都会議では、この日本青年会議所の新年度のスタートの場として1967年から毎年1月に京都で開催されており、総会・理事会等の諸会議・各委員会などが行われています。
本年度 岐阜青年会議所からは、18名の出向者を日本青年会議所に輩出しており、京都会議において、出向者は、セミナー・フォーラムの実施やブースの設営、委員会の参加など活動しました
18日(土)、組織改革フォーラム講師としてピョートル・フェリクス・グジバチ氏を迎え、組織改革を推進するための意識をアップデートするフォーラムが開催されました。
人口減少や社会問題が変化していく中で、個人・チーム・組織が持つ「可能性」を最大限に発揮させる方法を理解することができました。
阪急阪神ホールディングス株式会社 代表取締役である角和夫氏と四条畷市長東修平氏をお招きし、社会フォーラム「SDGs3.0」〜人と企業が生み出す好循環〜が開催されました。
持続可能なまちづくりに対する取り組みがどのように地域に好循環を生み出したかを、実例に基づいてお話ししていただいたことで、説得力のあるお話を伺うことができ、改めて地域活性・復興の重要さに気づくことができました。
国家フォーラム「非常事態宣言」〜当事者意識から日本復興へ〜と題して、内閣府西村特命担当大臣より、令和の時代の経済とビジネスの展望についてお話しいただきました。
また働き方改革の仕掛け人である株式会社ワークライフバランスの小室社長より、「令和の時代の働き方」の講演を拝聴し、自身が肌で感じる現場の空気が、時代の変化であることを再認識でき、時代の潮流に乗っていく必要があると気づかされました。
19日(日)新年式典では日本青年会議所第69代会頭石田全史君による所信表明が行われ、
国連の持続可能な開発目標(SDGs)の達成や地方創生の実現に向け、力を結集して取り組む考えを表明しました。
国内外のJC関係者らを前に、石田会頭は自ら先頭に立って日本の課題解決に果敢に挑戦する決意を示し「真実一路は世の中を変える起点となる。軌跡を紡ぎ、奇跡を起こそう」と呼び掛けました。
20年度の基本理念に「全ての人びとが 笑顔で生きがいを持てる国 日本の創造」を掲げ、JC宣言文の見直しや組織改革にも意欲を示していただきました。