2月14日(金)19:00~20:40 岐阜商工会議所2階大ホールにて「未来思考2020~大胆な考え方で未来はもっとワクワクする~」と題し、株式会社新閃力 代表取締役の尾崎えり子氏をお招きし、2月公開例会市民フォーラムを開催しました。
現状の延長線上でのみ物事を考えていては、急速な社会の変化を乗り越える革新的なアイデアが生まれないため、自分の理想とする未来を大胆に描き、未来は必ず実現できるというポジティブな思考をもつことが重要です。
尾崎氏は、千葉県で独自の方法で運営するシェアオフィスの成功が認められ、日本マイクロソフト(株)などの企業と共に多くの働き方改革のプロジェクトに携わりながら、労働力不足も学力低下も地域格差も「日本の問題を笑いながら解決した人」として、2030年にアメリカ経済誌TIMEの「世界で影響力を与える100人」に選出されるという大胆な未来を描き、その実現に向けてバックキャスティング思考法を用いて積極的に活動されています。
来場者の皆様には、本フォーラムを通じて、バックキャスティング思考法を学んで頂き、ご自身の理想とする未来を大胆に描くきっかけとして頂きました。
開会の辞では副理事長 四ツ橋憲彦君より「未来思考とは、過去、現在にとらわれずポジティブな思考をもって大胆に未来を描いて頂く考え方であり、変化が激しく過去のやり方が通用しない現代において重要な考え方として学んで頂き、未来にチャレンジするきっかけにして頂きたい」と挨拶がありました。
主催者代表挨拶として理事長 細野高弘君より「本年度は未来思考をテーマに据えて3回のフォーラムの開催を予定しております。本フォーラムではバックキャスティングという考え方を通じて尾崎氏がどのように未来を実現する為に考え行動していくのかを学ぶことで、未来を実現させるきっかけにして頂き、皆様の未来が輝かしくなることを願っております。」と挨拶がありました。
講師の尾崎氏から、自身が「2030年、世界で影響力を与える100人」に選ばれるという未来を描き、自身がどの様な行動をすることで10年後の理想の未来を実現していくのかを未来から逆算して順にお話し頂きました。
具体的には、世の中には「地域格差」「待機児童問題」「教育の質の問題」「人材の質の低下」等の問題があったが、自身は学校の空き教室にシェアオフィスを作り、働き方改革を実践しながら、子どもたちにも職場体験・教育を行えるようにすることで、日本を「経済大国」から「教育大国」にして理想の未来を実現する、とお話し頂きました。
質疑応答では、大胆な未来を実現させるためにはどのような思考をもつべきか等、一つ一つ丁寧にお答え頂きました。
最後に閉会の辞として副理事長 桑原永多郎君より「本フォーラムを通じてバックキャスティングの実践方法を学んで頂きましたが、皆様一人一人が考える理想の未来を実現させるためのきっかけとなって頂ければ幸いです。」と挨拶がありました。