岐阜JCは創始より「明るい豊かな社会」の実現に向けて、まちのために自ら奮起して先頭に立ち、多くの人々を巻き込みながら運動を展開してきました。戦後の経済発展に向けられた熱い思いは1993年バブル崩壊直後の不況の中においても変わることなく、先行きの見えない時代だからこそまちのあるべき姿を定めまちづくり運動ビジョンとして打ち出すことで、メンバー全員が思いをひとつにして活動を続けてきたのです。
近年、岐阜JCは「自然と産業とコミュニティの共生都市ぎふ~世界に誇れるひとの和~」というまちづくり運動ビジョンのもと、市民や様々な団体と協働し運動を展開してき ました。活動を通してまちづくりに関わった人々の中には自ら団体を起こす動きも生まれ、ぎふのまちには散発的ではありますがまちづくりを行う人々が増えています。これまでの 成果を礎に大きな協働のうねりを起こし、まちづくりの主体者を増やしていくためには、 豊かな自然や伝統的文化、生活の利便性等、様々なぎふの資産の可能性を引き出し、多くの人々にまちの未来に対する希望をもって頂くことが重要です。希望を抱く市民一人ひと りがまちをより良くする行動を起こすことが、誰もが住み続けたい希望溢れるまちの実現 に繋がるのです。
また、私たちは68年間もの永きに亘って培われてきた経験を基に、中長期的な新しいまちづくり運動ビジョンを策定していきます。これからの人口減少社会において持続可能なぎふのまちを実現していくためには、5年後、10年後の目指すべき未来を大胆に描き、実現に向けて運動を展開していくことが必要です。地域コミュニティ、企業、各種団体、行政と共に、誰もが住み暮らしたくなるまちをつくるために、わくわくするまちの未来をデザインしましょう。
私たちには絆で結ばれた多くの仲間がいます。そして誰もが青年経済人として、未来へ向けた熱い思いと勇気をもっています。そんな私たちにできないことは何もありません。まずは最初の一歩を踏み出しましょう。ぎふのまちの未来を創るのは他の誰でもない、私たちなのです。