ぎふのまちでは、主として20代、30代の市民の転出による人口減少が続いており、このままではぎふのまちは発展どころか維持もできなくなります。誰もが幸せに暮らしていける持続可能なまちを実現するためには、同じ目的をもちながら別々に活動している企業や各種団体を結び付けて市民を巻き込み、多くの主体者が互いに感化して、まちづくりを行うことができる環境を創る必要があります。そのために、共有し易い社会的な達成目標であるSDGsを用いて企業の主体的なまちづくり活動を促進させると同時に、企業、市民、コミュニティ、各種団体の誰もが普段から関わりのあるぎふのまちの様々な地域特性を活用することで、主体的にまちの未来を描き、行動できる市民の数を増やすことが重要なのです。
希望溢れるまち共創室では、様々な目標をもつ企業と各種団体をSDGsのゴールナンバーを用いて集約し、ぎふのまちの様々な地域特性を扱うことで市民や企業、コミュニティ、各種団体を巻き込みながら、誰もが気軽にまちの未来を感じることができる場を創出します。まちの課題解決が自身の企業活動にも効果があることを理解した企業や、それぞれの分野で日頃からまちづくり活動を行っている各種団体を広く集め、市民を交えてぎふの未来について共に考える機会を作り、将来直面する問題点に対しての共通の課題設定を行う場を作ります。その課題に対して理想のぎふのまちの未来を描く場を設けることで、共創の可能性を体感して頂きます。その中で理想のぎふのまちの未来を具現化し、創り上げたものを発表する場を設けることで、未来を実現するために行動する大切さと共創が成果を上げられることを感じて頂きます。
私は、委員長が確固たる意志をもって委員会メンバーを巻き込めるリーダーとなって活躍してもらうために、事業構築をするにあたって徹底的に委員長と話し合い、委員長が妥協せず活動に邁進できるように導いていきます。