10月18日(日)YouTubeでのライブ配信にて10月公開例会市民フォーラムを開催しました。 「ぎふ×未来×LIVE 2020 ~社会変化をチャンスと捉え 理想の未来に向けて行動しよう~」と題し、慶応義塾大学医学部教授の宮田裕章氏、株式会社オリィ研究所代表取締役所長の吉藤健太朗氏、LinkedIn日本代表の村上臣氏の3名で、これから世界、日本、ぎふで起こっていく社会変化や、わくわくするぎふの未来像、社会変化をポジティブに活用していく考え方、理想の未来に向けた行動の仕方などを議題としてディスカッションして頂きました。 視聴者の皆様には、本フォーラムを通じて、これから起こっていく社会変化を知り、その変化をポジティブに活用していく方法を学んで頂き、自身の理想とする未来の実現へ行動していくきっかけとして頂けたのではないかと思います。
主催者を代表して理事長 細野高弘君より「新型コロナウイルスの問題が社会に大きな不安を残している。今我々に必要なのは、様々な社会変化をポジティブに捉え行動すること。視聴される皆様には、自身の理想とする未来の実現のための道筋に活かしてほしい。」と挨拶がありました。
「第1部 これからの社会変化をポジティブにとらえよう」では、岐阜JCのモデレーターを中心に講師の皆様に各議題テーマでディスカッションして頂きました。「これから社会で起こっていく変化とは」では、講師の皆様から「今までの経済合理性に則った歯車のような社会から、データデジタルの力により、だれもとりこぼすことなく命を輝かせる社会の実現が可能となり、超高齢社会の中であっても新しい価値軸と共に働き方も教育も生き方もニューノーマルとして劇的に変化していく。」など、これからの社会変化についてお話し頂きました。
「目指すべきぎふの未来像とは」では、講師の皆様から「ぎふには中心地から遠く離れていない地域に長良川・金華山があるように、市街地に住みながら身近に自然を感じられる強みがある。今後場所に依存しない仕事が増える中、データデジタルをフル活用し、国内はもちろん、世界中にまちの魅力を発信し続ければ、必ずぎふのファンを増やしていける。」など、わくわくするぎふの未来像についてお話し頂きました。
「社会変化を前向きに活用する考え方とは」では、講師の皆様から「社会変化は今が特別ではなくいつの時代もあるもので、その変化の中で自分に足りないものを認識することで、ピンチをチャンスに変えることができる。今まで物理的にできなかったことをテクノロジーでいかにできるようにしていくかが重要であり、それには失敗を恐れず、新しいことに一歩踏み出していく勇気が必要。」など、社会変化をポジティブに捉える考え方についてお話し頂きました。
「第2部 理想の未来を実現させるためどのように行動すれば良いか」では、理想の未来の実現を主なテーマとして講師の皆様にディスカッションして頂きました。「講師が描く理想の未来とそれを実現させる道筋とは」では、各講師が描いている自身の理想の未来や、10年スパンでその理想の未来を実現させていくお話などをして頂きました。
「ぎふの市民は理想の未来を実現させるためどのような行動が必要か」では、講師の皆様から「重要なのは現状を知り自分の幸せを定義した上で学び続けていくこと。価値はアイデアではなく実現させてこそ存在するもので、ベストを追い求めるのではなく小さなトライを続けること。そして学び続けるだけでなく先端技術に親和性のある若者をどんどん活用していく。またぎふでの豊かな生活や価値あるものを世界へ発信すれば必ず新たなビジネスが生まれていく。」など、理想を実現させるために必要な行動についてお話し頂きました。
「第3部 視聴者からの質問タイム」では、視聴者より頂いた多くの質問の中から「デジタルトランスフォーメーションが進んだ後、人の役割はどういったものになるのか?」「ぎふの市長になったら最初に行いたいことは?」「社会変化が進んだ結果、皆がわくわくするような事象は何があるでしょうか?」などの質問に対して、講師の皆様に一つ一つ丁寧にお答え頂きました。 本フォーラムをご視聴頂きました皆様、誠に有難うございました。