公益社団法人 岐阜青年会議所

公益社団法人 岐阜青年会議所

副理事長 石榑 利彦

副理事長基本方針

 ぎふのまちは豊かな自然を有し、経済も堅調に推移していることから、市民のぎふに住み続けたいという思いは高まっています。また、まちの活性化のために、多くのまちづくり団体が、積極的に活動を行っており、まちに賑わいが生まれています。しかし、多くの市民はまちの活性化を期待していながら、まちづくりに関わらないのはなぜでしょう。それは市民意識の中で、まちづくりが他人事になっており、関係がないと思っていることが原因です。高齢化社会においては、まちづくりに関わる人員が減り、賑わいが減少することで、ぎふのまちに対する愛着が薄れ、誇りがもてなくなってしまいます。まちづくりとは、他者のために、己の損得のみではなく、まちに貢献することで、皆を笑顔にしたいという思いを行動に変えることが原点です。誇りをもち続けられるぎふのまちであるためには、多くの市民が協力し、まちの賑わいを生み出すことで、まちの未来を創造する必要があります。

 岐阜JCは近年協働によるまちづくりにおいて、まちに賑わいを創出しています。協働によるまちづくりを発展させるために、今まで関わることのなかった多くの市民を巻き込むことが重要です。岐阜JCがもつ経験と知識を活用して市民の心を動かし、まちに貢献する重要性を示し、市民が誇ることができる新しい価値を創造できるよう導きましょう。そのためには市民がまちに対する理想を語り、市民のもつ強みと、まちづくりの主体者のもつ強みを掛け合わせることで大きな成果が生み出される、オープンイノベーションを用いることが必要です。市民がまちづくりに積極的に関わるまちは、活気に満ち溢れ、多くのひとを惹きつけることができるのです。

 JCは自分の強みを活かし、他者に貢献することで大きな成果が生まれ、成長していくことを実感できる団体です。何より物事を成し遂げるために強い意志が必要なことを学ぶことができます。私はメンバーが、多くの人を巻き込むことでまちに新たな価値をもたらし、インパクトを与えられる原動力になるために、太陽となり、心からまちづくりを楽しむことのできるよう導きます。