公益社団法人 岐阜青年会議所

公益社団法人 岐阜青年会議所

岐阜青年会議所とは?

 日本における青年会議所の起源は1949年9月3日、東京青年会議所が産声を上げたのが始まりでした。その後各地で設立の機運が高まり、岐阜においても財界名士の方々から青年会議所の設立を勧められたのを発端として岐阜青年会議所の誕生へと至ったのです。

1945年、戦争で廃墟となった岐阜のまち


  • 柳ケ瀬通から西(本郷地区)を望む。
    (横の道は金華橋通り)

  • 徹明町忠節方面電停前十六銀行
    (右奥は金神社)

 岐阜の経済がどうなっていくのか、前途には何があるのか考える暇もなく、焼け跡の整理、食料の確保に奔走し、占領下経済の混乱の中で再起復興に懸命な努力の日々でした。

 1949年から50年頃になると、シャウプ税制勧告やドッジライン等の経済政策が行われる中で、不況の様相が強くなってきたところへ、朝鮮事変による特需景気が日本経済を好転させるきっかけになりました。

 そのような社会背景の中で、十六銀行柳ヶ瀬支店の取引先を中心として「今後の経済問題についてお互いに研究しあおう」といった若手同好の士によって、”経友会”という会が結成され、これが岐阜青年会議所の母体となりました。

 1951年になり十六銀行の吉川智慧丸頭取や、当時外遊から帰国された山崎一氏らから、海外JCの状況についての話があり、両氏の勧めによって、岐阜青年商工会議所(当時は商工という文字が入っていました)の編成に着手することになったのです。

 当時日本におけるJCは、最初に東京において発足し1950年に名古屋で結成されたばかりで、地方都市にはまだ殆どありませんでした。また、会員の資格年齢も35歳を限度としていたJCが多かったために、経友会の半数程度は入会出来ない状況でありました。定款も他のJCと共通のもので準備を始めましたが、地方の諸事情もあって若干の訂正を余儀なくされました。

 そうした様々な課題を克服し、1951年6月24日、吉川頭取、岐阜商工会議所会頭 山崎一氏、スポンサークラブである名古屋JCより、神野三男理事長、吉木賢三理事、井元啓太理事を迎え、レストラン協和(現在の神田町1 協和興業ビル)において臨時総会を開催、全国で21番目の青年会議所として会員43名で発足しました。尚、この総会において決議された岐阜JCの顧問には、武藤嘉門 元岐阜県知事、東前豊 元岐阜市長、吉川智慧丸元十六銀行頭取、山崎一 元岐阜商工会議所会頭、桑原芳吉・佐藤潔・郷諦 各岐阜商工会議所元会頭ら岐阜県下の有力者の名が連ねられています。(写真は設立当時の岐阜JCメンバー)

1951年 岐阜青年会議所 定款 第一章 第一条

「本会議所の目的は青年の努力を結集して都市に奉仕し、
積極的建設的計画によって都民の福祉を増進し又会員相互の啓発と親睦を図り、
青年独自の立場より日本経済の発展に寄与するとともに、
目的を同じくする世界の青年と提携して人類の福祉、世界平和達成の
原動力となることにある。」

まちづくり運動ビジョン

自然と産業とコミュニティの共生都市ぎふ~世界に誇れるひとの和~

ビジョン策定の背景

 これまで(公社)岐阜青年会議所は、「明るい豊かな」社会の実現を目指し、時代の変化を見据えたまちづくり運動ビジョンの下、 「ひとづくり・まちづくり」運動に取り組んできました。ぎふのまちでは、自立した市民や団体が増え、まちに賑わいの兆しが見え始めている一方で、情報や経済が一瞬で国境を越え、モノやひとが世界中を自由に行き来できるグローバル社会が大きな存在感をもち始めています。経済的文化的な単一化により地域の個性が失われ、競争の激化による利己主義が広がる中、ぎふのまち固有の魅力を磨き、世界から賞賛される独創的な魅力をもつぎふのまちをつくる必要があります。

(公社)岐阜青年会議所 まちづくり運動ビジョン

1.まちのビジョン(Vision)

 自然と産業が調和し、充実したコミュニティが育まれる中、人びとが誇りをもち生き生きと住み暮らすことができ、世界から賞賛される独創的なまちづくりをする必要がある。そのために、私たちは、ぎふのまちに必要な要素やまちづくりの主体者である市民に望むべき要素を定め、未来に向けた運動ビジョンの実現に向け行動していく。

2.運動方針(Movement)

 まちのビジョンを実現するためには、自治会や町内会をはじめ、同じ地域に住むひとで構成される地域コミュニティと、まちづくり団体やNPOをはじめ、特定のテーマの下で活動するひとで構成される各種団体、企業、行政の役割が重要となります。

自然

 歴史、文化を育む清流長良川をはじめとする豊かな自然

産業

 歴史ある産業の再生と新しい産業を創出する活力ある地域経済

コミュニティ

 人びとが問題解決に向けて支え合い、安全・安心に暮らせるコミュニティ

 まちのビジョンを実現するために、地域コミュニティ、企業、各種団体、行政が互いに強みを生かし地域の課題解決に向け協働する中で、地域コミュニティ、企業と各種団体が一層自立し、行政の力を得て更に大きな協働の和へと続く循環が生まれる。それにより”世界に誇れるひとの和”が作り出され、”自然と産業のコミュニティの共生都市ぎふ”が実現することを運動方針”協働と自立の循環”の創造と定める。

3.行動指針(Behavior)

 地域コミュニティ、各種団体、企業、行政における”協働と自立の循環”を創造する原動力として、岐阜JCが取るべき行動を次のように定める。

自然

 ・自然に触れ、自然を守る市民性を育む。・地域資源としての自然を活かす活動を展開する。

産業

 ・経営者の資質向上と企業人の意識向上に努め、社会的責任の自覚の下、企業の経営力を高める活動を展開する。

 ・地域資源を活かした産業の活性化を図る。

コミュニティ

 ・コミュニティの課題解決能力を養い、共助を基盤とした安全・安心で自立的なコミュニティを創造する。

 ・夢を抱き行動する市民性を醸成する。

理事長挨拶・所信


第67代理事長 野々村 彰文

理事長挨拶

 公益社団法人岐阜青年会議所は、岐阜市を中心とした地域において「明るい豊かな社会」の実現を目指し、「ひとづくり・まちづくり」運動を展開する青年経済人の団体です。

 健全な子供たちを育むための青少年育成事業、地域をけん引する人財を育成するためのリーダーシップ開発、まちに継続的な賑わいを創出するためのまちづくり事業や政策提言など、様々な分野において、ぎふのまちの発展に寄与するため活動を行っています。

 これまで私たちは、2012年度に策定したまちづくり運動ビジョン「自然と産業とコミュニティの共生都市ぎふ~世界に誇れるひとの和~」を掲げ、多くの主体者や市民と共に協働し、理想とする社会の実現に向けて活動を行ってまいりました。

 現代社会では、行き過ぎたグローバリズムによりナショナリズムという思想が顕在化され、国家間の対立が生まれ混乱しています。混沌とする時代の中、明るい末来を創り上げていくためには、多様化している価値観を理解し、能動的に周りや社会に貢献していくことによって、誰からも必要とされる唯一無二の存在になることが必要です。そのためには、公のために尽くすという「義」をもち合わせ、ひとやまちのために、自分自身が正しいと思うことを大切にしながら、損得を捨て去り行動していかなければなりません。本年度私たちは、掲げたビジョンのもと、「義」をもち合わせ「明るい豊かな社会」の実現に向かい活動を行ってまいります。

 創立以来、67年目を迎えるにあたり、これまで永きに亘る活動ができたのも、行政並びに各種団体の皆様、市民の皆様そして諸先輩方のご理解とご協力の賜物です。地域の皆様に支えられ活動させて頂いていることに感謝し、変革の能動者としての自覚と責任をもってこれからも邁進していく所存です。

 本年度も公益社団法人岐阜青年会議所の活動に、皆様の変わらぬご支援とご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

THE PRESIDENT GREETING

The Junior Chamber International GIFU is an organization of youth economic people who develops the "living and urban development" campaign aiming at realization of "Prosperity and affluent society" in the area centered on Gifu city.

We are doing activities to contribute to the development of GIFU, for example actions aimed at children as they are the future of our town,an education program to develop leadership in our region, to make an action and policy advice to create a continuous prosperity in the town.

So far we have cooperated with many actors and citizens and set ideal of the town development movement vision "the symbiosis of nature, industry and community symbiotic city GIFU ~ people who are proud of in the world ~" established by 2012 I have been working toward realizing society.

In contemporary society, the thought of nationalism became manifested by excessive globalism, conflict among nations was born and confused. In order to create a prosperity end in the chaotic era, it is necessary from everyone by understanding the diversifying values and actively contributing to the surroundings and society actively It is necessary to become one and only existence. To do that, we must act together to discipline our losses while treating the "righteousness" of doing correct for the public, treating ourselves as being correct for the town. In this fiscal year, we will carry out activities toward "realizing a prosperity and affluent society" with the "righteousness" under the vision stated.

It is the gift of understanding and cooperation of the administrative officials, various organizations, citizens, and seniors so that we have been able to do activities for a long time in the 67th year since our founding. we greatly thank the understanding and cooperation of government, organizations, citizens, and seniors. I will continue to strive with awareness and responsibility as an active person of change.

We look forward to your continued support and cooperation in the activities of the junior chamber international GIFU this fiscal year.

理事長所信

「義」をもち合わせることが、未来を切り拓く一歩となる。

 世界は、行き過ぎたグローバリズムにより生まれた移民問題や経済格差から、ナショナリズムという思想の顕在化により、国家間の対立が生まれ混乱しています。

 日本は世界金融危機以降、GDPや最低賃金の上昇、消費や雇用の拡大、EUとの自由貿易協定の加速化による関税撤廃など、経済的に明るい兆しが見えつつあります。しかし、多くの企業がグローバル化の波に乗れずに失敗を繰り返し、また、大企業の解体など、これまでに築き上げてきた富や地位が、世界に奪われていくかもしれない事態に陥っています。私たち日本人が、混沌とした時代の中、明るい未来を創り上げていくために進むべき道は、どこにあるのでしょうか。それは、多様化している価値観を理解し、能動的に周りや社会に貢献していくことによって、誰からも必要とされる唯一無二の存在になることです。そのためには、公のために尽くすという「義」をもち合わせることが必要です。世界を見ても、日本国内を見ても成功を手にした傑物は、己の利益よりも先に、周りや社会のために貢献して価値を生み出しています。そして、常に自身を磨き上げ周りや社会のためにひたすらに行動し、ひととしての正しい道を歩み続けているからこそにじみ出る魅力によって、人々を惹きつけひとの和を生み出しているのです。

 ぎふのまちは、経済的にも行財政的にも安定が続き、自然や歴史が豊富にあると共に、中核市としての都市機能にも恵まれ住みやすい環境が整っていることから、まちで暮らす市民は一定の満足感を得ています。また、NPOや市民団体が行政や企業との協働により、各地域のまちづくりも活発に行われるようになってきました。

 しかし、ぎふのまちに住まう市民からは、将来のまちづくりの担い手不足による不安や、中心市街地の活性化を求める声が年々増えています。そして、岐阜市民であることに誇りをもつことが薄れつつあるぎふのまちの人々が、自信をもってぎふのまちのことを素晴らしいと言えるには、自身が思う夢や目標の実現を他人任せにせず、自身の手によって価値を創り出し、内外共に共感を得てもらう必要があるのです。ぎふのまちに住む全ての人々が、まちのためにと貢献する気持ちをもち、お互いのために行動することで生まれる価値がひとを惹きつけ、世界に誇れるぎふのまちとなるのです。

 

正しい道を描き、貢献しよう!全てはぎふのまちのために!

 (公社)岐阜青年会議所は、66年もの長きに亘りぎふのまちのために活動を行ってきた、歴史ある団体です。常に、時代を先駆ける活動を行う団体であり、その礎にはJC三信条である「トレーニング」「サービス」「フレンドシップ」のもと「ひとづくり・まちづくり」運動を行う中で、侃々諤々の議論を交わし「明るい豊かな社会」の実現に向けて活動を行ってきました。私たちが入会してから40歳までという貴重な時間の中で、失敗を恐れずに物事にチャレンジできるのは、若さという武器があるからです。そして、岐阜JCは、自身の身の丈よりも、ハードルの高いことに挑戦できる団体です。だからこそ、未知の領域に対して、恐怖心を抱きながらも、仲間と助け合い勇気を振り絞り行動することによって、気づきや学びを得ることができるのです。しかし、まちを変えていく、ひとを変えていく、自分自身が成長していくには、組織の一員であるという自覚をもちながら自分の価値判断を大切にし、社会に貢献していかなければなりません。まずは、自身がぎふのまちのためにと思い、結果を恐れず一歩踏み出すことです。そして、仲間の価値観を活かしながら、問題や課題に対して突き進むための正しい道を描き、行動していきましょう。メンバー一人ひとりが、夢や目標のためにお互いを助け合い、高め合い、岐阜JCという素晴らしい組織を紡ぎあげていきましょう。ひとやまちに貢献するという気持ちをもった正しき一歩は、必ず自分や周りの世界を変えることができます。何も恐れる必要はありません。まちの未来を描きながら青年経済人として、変革の能動者として、行動していきましょう。ぎふのまちの未来を創るのは、私たちなのです。

 

市民を笑顔にする心をもち、ぎふのまちの未来を創ろう!

 ぎふのまちは、JR岐阜駅前の再開発や岐阜市立図書館の移転、2020年には岐阜市役所本庁舎の新庁舎への移転など、まちが新しく変化をして市民の満足度を満たしています。また、昨年度は織田信長公岐阜入城・岐阜命名450年を迎えた「岐阜市信長公450プロジェクト」を受け、様々なNPO団体やまちづくり団体、企業、行政の活躍により、ぎふのまちに活気がもたらされました。しかし、市民の自治会加入率の低下や、まちづくりの担い手の高齢化など、まちづくりに対して課題も抱えています。

 多くの主体者によって、ぎふのまちの至るところで、様々なまちづくり活動が行われてはいますが、市民の多くはまちづくりに関わりをもててはいません。その理由として、市民はまちづくりを行う楽しさに、気づいていないのではないでしょうか。多くの市民が、目的に向かって事業を構築し、一人ではできないことも主体者と一緒に活動を行っていくことで、想像を超えるような成果を生み出すことができます。市民が一歩踏み出し、まちを変えていけることが実感できれば、まちづくりに対する好奇心が生まれ、ぎふのまちへ貢献する行動に移り変わるのです。

 私たちには66年もの長きに亘り、ぎふのまちでまちづくりを行ってきた経験があるからこそ出せる知恵や能力があります。それらをいかんなく発揮して、ぎふのまちに私たちの存在意義を認識してもらうのです。必要なのは、「私たちがやった」ではなく成果を出すことです。ぎふのまちに新たな価値を創り出すために、オープンイノベーションを用いて、本気でまちを変えていくという強い意志をもって、市民の心を動かしていくことで、ぎふのまちの未来を必ず創造することができると確信しています。

 

他者のために貢献する、素晴らしき人財になれ!

 私たちは、世界と繋がり続けていく中、価値観が多様化していく中で、価値を生み出し続けていかなければなりません。自分が思う正しさは、ひとによって見方や捉え方が変わるものです。しかし、自分が正しいと思うことを相手に伝えなければ、それが自分にとっても相手にとっても正しいものなのか、間違っているものなのか分かりません。現代社会では、何が正解なのか分かり難い時代です。答えを導き出すためには、自分で考えるだけでなく、仲間と協力しながら進むべき正しい道を創り出す力が必要です。そのためには相手のために一歩踏み出し、自分の正しいと思うことを存分に発揮してみることから始めましょう。そして、自分たちの正しいと思う道を、自信をもって歩み、周りに貢献できるひとになって欲しいと考えます。

 子供たちには、様々な価値観をもっているひとと繋がっていかなければならない中で、自分が正しいと思うことを声に出し、多様性を受け入れ、協調しながら行動していって欲しいと願います。内向き志向の日本人が、多様性溢れる社会の中で活躍するためには、自己を確立していくことが重要です。まずは、日本人とはどういったアイデンティティをもっているのか、体感することが必要です。そして、海外のひとと交流する中で、自分自身のアイデンティティを高めていき、社会に出たときに周りや社会のために貢献し続け、価値を生み出せるひとになってもらいたいと考えます。

 私たちは、変化の激しい社会と言われるようになってから、この変化の波に対して何をするべきなのか、解決策を見出しているのでしょうか。いつの時代もリーダーに求められるのは、支えてくれる仲間と共にビジョンを描き、周りや社会のために行動していくことです。そのためには、目先の利益だけに捉われるのではなく常に大局を見ることと、凝り固まった視点を解きほぐし常に可能性を追求して行動することが重要です。描くビジョンを実現するために、社会に貢献し成長し続けていくことで、自分が現状に立っている位置から一歩ずつ前に進み、社会に必要とされるリーダーとなることができるのです。

 時代の変化は、ますます激しさを増すばかりです。明日、自分に置かれている環境がどのように変わるかは分かりません。しかし、夢や目標に向かう中で、周りや社会のために貢献していく視点をもって行動することで、必ず明るい未来がまっています。ときには、困難にぶつかり自分の進むべき道が分からなくなるかもしれません。しかし、そのときこそ自分は何のために、誰のために行動しているのかを思い返すことで、未来を切り拓くための勇気が湧いてきます。私たちJAYCEEが、未来を創造する人財の育成のため、正しい道を描き貢献していきましょう。

 

全ては「ひとのために」と行動することが、組織の力を上げていく!

 私たちは、JAYCEEである前に企業活動を通じて、社会を明るい未来へと導くリーダーです。そして、自社での企業活動をベースとした価値観をもったひとたちの集合体によって、岐阜JCは運動発信を行っています。JC活動と企業活動は、別々の活動ではありません。岐阜JCでの活動で得られる気づきや学びとは何かを、メンバーが理解して、なぜ私たちがJC活動を行うのかを、しっかりと言葉で表現できなければJC活動に送り出してくれる会社や家庭に理解は得られません。また、40歳で卒業を迎える組織を活性化していくためにも、新しい価値観をもったひとたちを迎え入れ、組織の新陳代謝を図っていく必要があります。そのときに、私たちが自信をもってJC活動で学べる「本質」が何なのかをはっきりと語ることができなければ、共感を生み出すことはできません。メンバーそれぞれが思う、岐阜JCの好きなところは様々でしょう。しかし、JC活動の「本質」は一つだけです。私たちが、このことをしっかりと共通認識した上で、まちで活動する青年経済人に熱く語りかけ、新たな同志と一緒に、ぎふのまちを「明るい豊かな社会」の実現へと導いていこうではありませんか。

 私たちJCメンバーは、常に仲間と共に事業を創りあげ、その達成感を味わうからこそ次も頑張ろうという気持ちが高まります。そして、お互いを助け合い、支え合うことで信頼が生まれ、生涯の友と呼べるようなメンバーに出会うこともできます。岐阜JCは単年度制で、毎年組織形態が変わり、様々な価値観をもったメンバーと関わりあえる醍醐味をもっています。私たちは、お互いのことを理解し合い、貢献し合うからこそ、事業の成果を生み出すことができるのです。また、私たちをJC活動に送り出してくれる家族や会社の存在があるからこそ、私たちは思う存分にJC活動に打ち込めます。そして、周りに感謝をする気持ちをもって行動することで、「明るい豊かな社会」の実現へ一歩ずつ挑戦できるチャンスを生み出すことができるのです。

 多種多様なひとのことを知ることで、自分自身の価値観の幅を広げてくれます。私たちは岐阜JCという組織にいるだけで仲間だという認識がありますが、お互いがより深く知り、理解し合うことで、組織の力が向上していく原点になります。そのためにも、お互いが貢献し合い、素晴らしい仲間がいると実感して、自己成長していきたいという思いを高めていきましょう。

 

岐阜JCのおもてなしの心を発揮して、自らを成長させよう!

 頑張っているひとたちを応援するという行動は、公に根差した活動を行うために必要となります。岐阜JCの枠を超えて活動する出向メンバーは、誰もが孤独になりながら悩み、苦しんでしまいます。出向メンバーは、私たちの支えと励ましによって、必ず勇気が湧き上がり「頑張ろう」という気持ちになり、成長してLOMに戻ってくることで、ぎふのまちの活性化に繋げていくことができます。また、本年度は、日本JCじゃがいもクラブ 2018年度 第43回中日本地区大会を主管するにあたり、全国各地よりJCを卒業された多くの諸先輩方が、ぎふのまちにお越しになります。諸先輩方にきめ細やかな対応をすることによって、ぎふの素晴らしさを知ってもらいましょう。相手が何を望んでいるのかをしっかりと認識し、能動的に貢献していくことにより、みんなが笑顔になることを理想に掲げ行動していきましょう。

 

プロセス重視の姿勢で物事に取り組み、公益に資する団体として成長していこう!

 40歳で卒業し、単年度制という組織形態である岐阜JCは、常に新しい価値観が入り交ざる組織です。時代が変化していくことで、ひとの考え方も変わっていきます。しかし、岐阜JCという66年も続く組織に、変えてはならないものがあります。それはプロセス重視の姿勢で物事に取り組むことです。物事を遂行していくときに、必ず欠かせないのがプロセスです。私たちは、時代背景を読み解き、崇高な目的を立て事業を実施していくことが求められます。なぜこの事業を行うのか、なぜこの目的で行うのか、なぜこの手法で行うのかを常に自問自答して、最適解を創り出し成果を発信していくことで、ぎふのまちにとって必要とされる団体になるのです。

 

自分を変えるチャンスを掴み取ろう!

 私は、JCには自分を変えるチャンスがたくさんあると確信しています。岐阜JCは、本気でひとやまちに対して汗をかき行動しているメンバーが集まっている組織です。そんな素晴らしいメンバーと一緒に活動を行い、常に自分の正しいと思うことを大切にして活動し、ときにはぶつかり合い、ときには何時間もかけて議論をして、お互いが納得するまで事業構築をしてきました。その中で、人生で一番と言えるような成功体験を感じたこともあれば、泣きたくなるような失敗をして常に頭の片隅に残るような悩みを抱えたこともありました。そういった経験は、そのときの自分が正しいと思ったことを判断して全力で行ったから生まれてくるものであり、また失敗をしてもなにが失敗だったのかを指摘してくれる仲間がいたから得られたのです。JCは人生の学び舎です。自分が正しいと思っていることを全力で行うことにより得られる様々な経験によって、初めて自分にとって足りないものに気づき、自分を変えられるチャンスが得られるのです。JC活動で斜に構える必要はありません。まずは、ひとのため、まちのためになりふり構わず挑戦していくことで、自分にとって、全てのひとにとって素晴らしい人生になると信じて欲しいです。そして、目の前にある課題に対して真剣に悩み、成果を出すために行動していきましょう。常に自分と周りは同じ社会の中で生きているという意識を保ちながらも、自分自身の正しいと思うことを大切にして、損得を捨て去り、ぎふのために貢献していきましょう。苦しいこともある。つらいこともある。だからこそ、困難な状況を楽しみながら、みんなで乗り越えていきましょう。それが、自分や会社、家族、そしてぎふのまちの未来を切り拓くことに繋がるのです。

 

<基本方針>

【組織運営グループ】
プロセス重視の姿勢で物事に取り組み、公益に資する団体として成長していこう!

【渉外グループ】
岐阜JCのおもてなしの心を発揮して、自らを成長させよう!

【人財育成グループ】
他者のために貢献する、素晴らしき人財になれ!

【CD(コミュニティ・ディベロップメント)グループ】
市民を笑顔にする心をもち、ぎふのまちの未来を創ろう!

【組織力向上グループ】
全ては「ひとのために」と行動することが、組織の力を上げていく!

<全体事業>

まちづくり事業(仮称)

日本JCじゃがいもクラブ 2018年度 第43回中日本地区大会

2019年度新入会員募集

組織図・事業計画

名前の右側にアイコンがついているものは詳細を確認することができます。

理事長 野々村彰文 専務理事 細野 高弘 副理事長 水野 智裕 副理事長 久江 元也 副理事長 石榑 利彦 副理事長 吉村 敏久 総務室長(事務局長) 池田容一郎 渉外室 桑原永多郎 人財育成室長 國井 常晃 まちの未来創造室長 渡邉 悠司 組織力向上室長 四ツ橋憲彦 総務委員長 子安 秀宜 渉外委員長 八代宗太郎 世界に貢献する青少年育成委員長 市川 嘉宏 フォーラム委員長 國井 常晃 まちの未来創造委員長 髙橋 賢二 JCスクール委員長 赤佐 浩一 組織活性化委員長 黒宮 崇宏 会員交流委員長 則竹 大介

メンバー紹介

  • 理事長

    野々村 彰文

  • 直前理事長

    篠田 修司

  • 監事

    柳原 弘幸

  • 監事

    西岡 徹人

  •              
  • 副理事長

    久江 元也

  • 副理事長

    石榑 利彦

  • 副理事長

    吉村 敏久

  • 常任理事

    渉外室長
    桑原 永多郎

  • 常任理事

    人財育成室長
    國井 常晃

  • 常任理事

    まちの未来創造室長
    渡邉 悠司

  • 常任理事

    組織力向上室長
    四ツ橋 憲彦

  • 理事

    渉外委員長
    八代 宗太郎

  • 理事

    世界に貢献する青少年育成委員長
    市川 嘉宏

  • 理事

    フォーラム委員長
    國井 常晃

  • 理事

    まちの未来創造委員長
    髙橋 賢二

  • 理事

    JCスクール委員長
    赤佐 浩一

  • 理事

    組織活性化委員長
    黒宮 崇宏

  • 理事

    会員交流委員長
    則竹 大介

事務局案内

  • 所在地
    • 〒500-8833
    • 岐阜市神田町2-2 岐阜商工会議所ビル3階
  • TEL
    • 058-264-8091
    • 受付 10:00~12:00 / 13:00~17:00(※土日祝日除く)
  • FAX
    058-264-0444
  • E-Mail
    gifujc@ccom.or.jp