5月12日(日)、第35回わんぱく相撲「岐阜場所」を岐阜メモリアルセンター相撲場にて開催しました。当事業は、参加する子どもたちに単に勝負の面白さだけではなく、礼儀・礼節を学びながら、自分を応援してくれる周りの人たちの支えを感じ、感謝の気持ちを養って頂くことを目的として行いました。
初夏のような晴天のなか、岐阜市近郊の約120名の小学生が参加しました。男子は1~6年生の学年別、女子は1・2年生合同と3~6年生の学年別に分かれて熱戦が繰り広げられました。応援に来たご家族からは、子どもたちへ大きな声で声援が送られました。取り組み後の子どもたちは「ありがとうを形にシート」に対戦相手や家族へ感謝の気持ちを記してもらい、最後に記念手形を押して持ち帰ってもらいました。
開会式では、岐阜市相撲連盟会長 硲 重樹様より、「ご家族も応援に来てくれていると思うので、ぜひ頑張って相撲を取って欲しい。」とご挨拶を頂きました。
公益社団法人岐阜青年会議所 理事長 石榑利彦君より「相撲という競技を通して、相手を思いやる気持ちや、勝ち負けの嬉しさ・悔しさをたくさん体験して頂きたい。」と挨拶がありました。
岐阜農林高校の相撲部による取り組みの説明です。子どもたちは、取り組みの仕方や相撲の所作に込められた意味の説明を受け、相撲の礼節について実演を通じて学びました。
参加者全員で、準備体操をしました。みんなで四股を踏んで、この後の取り組みに備えました。
男子低学年の取り組みです。小さい体ながらも真剣に取り組む姿に、観客席から大きな拍手が起きていました。
女子の部も、多くの子どもたちが参加し、白熱した取り組みをしていました。
男子高学年の取り組みは、大変迫力があり、観客たちも真剣に見入っていました。
取り組み後に「ありがとうございました」と相手に感謝の気持ちを表しました。
取り組み後の子どもたちには、「ありがとうを形にシート」で相撲での礼儀・礼節のチェックを行ってもらい、また対戦相手・家族への感謝の気持ちを記入してもらいました。裏に記念手形を押したらシートの完成です。
緊張した取り組みの後は、毎年恒例のちゃんこ鍋を食べて、気力・体力を回復させます。
表彰式の様子です。1位~3位の子どもたちにはメダルや賞状が授与されました。「岐阜場所」の男女4~6年生の優勝者は、全国大会への出場を目指し、6月の「岐阜ブロック大会」に出場します。