経営資質向上委員会では、変化の激しい現代社会において、青年経済人には企業に良い変化をもたらすアイデアを発想し、具現化することで自社に持続的な成長をもたらすことが求められると考えました。そのために、JCメンバーを対象に、物事の考えに新たな視点を付加することで柔軟な思考力を高めて、企業の発展に繋がるアイデアを発想し具現化する方法を、3回の経営資質向上事業を通じて学んで頂きました。
2019年4月25日、関観光ホテルにて、第1回経営資質向上事業が行われました。発想力発見セミナーということで、ゼロベースから物事を考えるということを学びました。株式会社ツカダ 代表取締役 塚田浩生氏が、「発想と挑戦が切り拓く 未来への鍵」と題し講演されました。ゼロベースから発想を具現化した事例を通じ、その考え方や挑戦する心を学びました。その後、株式会社ツカダの工場見学を行いました。
2019年5月22日、四国山香りの森公園にて、第2回経営資質向上事業が行われました。リフレッシュセミナーということで、自身の五感を刺激することで新たな視点から物事をとらえるための環境を作るセミナーを行いました。Y-fitness project代表 西口 雄生氏が、「今日から始める健康経営のススメ」と題し講演され、健康経営についての取り組み方から、普段から自社に取り入れる事ができる運動方法などを学びました。
第2部では、ヨガとアロマスプレー作りを行いました。JCメンバーにはセミナーの前後に最新のストレスチェッカーを使い、ストレスの軽減を数値で認識して頂きました。五感を刺激することで新たなアイデアを発想することができることを学んで頂きました。
2019年6月22日、トヨタ産業技術記念館にて、第3回経営資質向上事業 アイデア共創セミナー ~先人に学ぶ企業発展のアイデア~ が行われました。JCメンバーは、トヨタ産業技術記念館の見学ツアーやRead for Actionグループワークを通して、自社における新しいアイデアを発想するきっかけを得ることができました。トヨタ産業技術記念館では、日本の産業の礎を築いた豊田佐吉、豊田喜一郎の発想や努力から気づきや学びを自身の知識と組み合わせて、自社に良い変化をもたらすアイデアの発想に結び付けて頂きました。
第2部では、Read for Actionを行いました。トヨタ産業技術記念館の見学から学んだこと感じたことを基にメンバー同士で意見を交換し、読書を通したグループワークで共有することで、自社に良い変化をもたらすアイデアの発想を具現化していきました。実際にメンバー同士の意見交換、知見の交換を活性化させて、自社に良い変化をもたらすアイデアの発想に繋げることができるセミナーとなりました。