第３８回わんぱく相撲「岐阜場所」を開催しました。

５月１４日(日）、明るい日差しとさわやかな空気の素晴らしい天気のもと、第３８回わんぱく相撲「岐阜場所」を岐阜メモリアルセンター相撲場にて開催しました。 本事業は、参加する子どもたちに勝負の面白さだけではなく、礼儀・礼節を学びながら、自分を応援してくれる周りの人たちの支えを感じ、感謝の気持ちを養って頂くことを目的として実施しております。
新型コロナウイルス感染症による影響で昨年も開催できず、もどかしい日々を過ごしていましたが、この日はすがすがしい天候の中、岐阜市近郊の約１００名の小学生が参加されました。
「今日を楽しみにしてきたんだ」という気持ちの現れか、受付時間ぴったりに集合する子どもたち。目からワクワク感が伝わってくるようでした！

 

相撲を通して思いやる気持ちを育んでほしい。

開会式では、相撲連盟　岐阜県副会長北倉としはる様より、ご挨拶を頂きました。
また、弊所理事長の八代宗太郎君からは「相撲という競技を通して、相手を思いやる気持ち応援する気持ちを感じて頂きたい。」と挨拶があり、本事業の担当である青少年心身育成委員会委員長の辻光将君による大会説明では、「自分の試合以外には、他の子も応援してほしい」というお話しがされました。

 

みんな一生懸命で大迫力の取り組みばかりでした！

他の子が勝ったり負けたりしても、会場中から「あーおしい！」という歓声や拍手が自然と出てくる場面も多くあり、子どもたちの真剣な様子が観客の皆様にも伝わっていました。
女子の部にも、多くの子どもたちが参加してくれて、一生懸命に白熱した取り組みをしていました。また、男子高学年の部における取り組みは、大変迫力があり、観客たちも真剣に見入っている様子でした。

全国大会に向け頑張ってください！

今大会で優勝した小学校４～６年生の子どもたちは、来る６月５日(日)にメモリアルセンターで開催されるわんぱく相撲岐阜ブロック大会に出場します。
そして、男子は岐阜、関、郡上のうち、2つのエリアから両国国技館で行われる全国大会へ出場します。女子は岐阜、関の内どちらかが沖縄で開催される全国大会へ出場することとなります。
ぜひ頑張ってください！

青少年心身育成委員会の辻委員長へ、感想をお聞きしました。

「コロナが始まって２年ちょっと経ち、様々な所に影響が出ました。子どもたちが楽しむ場所、学び経験する場所、経済にも大きなダメージを与えましたが、やっと子どもたちと大人が一緒になって感情や経験を共有できる場を設けれるようになったことが大変嬉しかったですね。 勝って笑顔で帰る子、負けて悔しく泣きながら帰る子、来年また挑戦する！と言って帰る子、１人ひとりが違う感情を抱くのも素晴らしいことだと思いました。
受付時には挨拶が出来なかった子が終了後の手形スタンプを押すところでは、ちゃんと挨拶をして帰る。たった一日でこんなにも人は変われるもんなんだと私自身驚きました。
子どもの可能性は無限大だなと感じ、改めてこのような場を作ってあげることが、子どもたちにとって大切なんだなと実感しました。
スタッフ、メンバーに自分たちが楽しまなきゃ子どもたちが楽しめないから楽しんでと伝えたら、みんなが笑顔で頑張り自然と子どもたちに話しかけたりするようになり、それがまた大人たちの成長できた部分でもありましたね！とても素晴らしかったと思います。」
辻委員長をはじめとする青少年心身育成委員会の皆さん、本当にお疲れ様でした。

来年も子どもたちが輝くこの、わんぱく相撲「岐阜場所」が、今年同様執り行うことができるよう、活動を盛り上げてまいります。