ＪＣＩ岐阜が、まちに新たな価値を創造し続けるためには、異なる価値観をもつ青年経済人が互いの考えを受け入れることで、様々な視点から柔軟に発想する力を獲得しなければなりません。そのために、活動の成果に共感して頂き、多様な価値観をもつ多くの仲間を迎え入れることが必要です。

新年賀詞交歓会では、行政、各種団体や諸先輩方に本年度の活動方針と組織の気概を示すことで、我々の活動に共感して頂きます。会員拡大セミナーでは、会員拡大に精通した講師を招いてメンバーに拡大の目的を理解して頂くと共に、グループワークを通してＪＣＩ岐阜の魅力を確認し合うことで、主体的な募集活動に繋げます。新入会員募集では、メンバー一人ひとりと密にコミュニケーションを取り、在籍年数の短いメンバーからは新鮮な情報と入会後の変化を、在籍年数の長いメンバーからは経験と知見を活かして頂き、ＪＣＩ岐阜の魅力を深く理解したメンバーが自分の言葉で伝えることで、我々の活動に共感した新たな仲間を入会へと導きます。会員拡大戦略会議では、募集活動の行動計画を各委員会の協力のもと実行、検証していくことで会員拡大の成果を高めます。卒業式では、卒業生に敬意と感謝を表し、想いを引き継ぐことで今後の活動への意欲を高める場とします。

委員会メンバーには、会員拡大を通してＪＣＩ岐阜が成長の場であると実感して頂くと共に、自身の強みを活かして成果に導く力の向上に繋げます。私は、常にポジティブな視点で失敗を恐れず挑戦し、全メンバーを巻き込むことで組織一丸となって会員拡大目標達成へと導きます。

企業や地域のリーダーである私たちは、自身を取り巻く環境にどのような変化が訪れても、自分の軸をもち柔軟な思考で未来を切り開いていかなければなりません。そのためには、現状に疑問をもって自分自身を問い直す力と、多様な視点を生かして課題を解決していく力が必要となります。

本年度当委員会では、柔軟な思考で理想とする未来を描き、複眼的な視点をアイデアに繋げる事業を展開します。２月例会では、メンバーが既成概念や固定観念にとらわれず、自身を問い直すことで、内面から揺るがない軸となるものを見つけ出す機会を創出します。メンバーが揺るがない自分の軸をもつことで、周囲の変化にのまれることなく本質を見極める力に繋げて頂きます。３～５月には、自分の軸を基に、自身が心の底から実現したい未来を描き出す個人ワークに取り組んで頂きます。６月例会では、描き出した未来を実現するための課題解決に向け、メンバーとのグループワークを通してアイデアを創出します。自身の考えに執着することなく、多様な価値観や経験をもつメンバーの意見に耳を傾けることで、自身だけでは発想できなかった最適なアイデアを生み出せることを知って頂きます。７～８月には、アイデアを企業活動などで実践してもらうことで課題を解決して頂きます。

委員会メンバーには、参加メンバーの学びをフォローすることで、他者の考えを取り入れ自身の成長に繋げて頂きます。私は、委員会メンバーが個性と主体性を発揮できるよう、一人ひとりと向き合い、常に前向きな心を強くもって行動することで事業成果を導きます。

ＪＣスクール委員会は、ＪＣ活動の基本となるトレーニング、サービス、フレンドシップというＪＣ三信条を理解し、積極的なＪＣ活動に向かうための学び舎として創設され、ＪＣＩ岐阜の伝統として受け継がれてきました。私は、ＪＣ三信条に基づいたＪＣ活動が自己の挑戦心を養い、人生を豊かにすることを学びました。ＪＣ活動によって、自己は成長でき、共に挑戦した仲間とは強い絆で結ばれます。これらは高みを目指す意欲を生み、以後のＪＣ活動へと繋がるのです。

本年度ＪＣスクール委員会では、スクール生が自ら主体的に事業構築をすることによってＪＣ三信条の本質を学び、２年目以降もＪＣ活動において果敢に挑戦することができるＪＡＹＣＥＥへと導きます。４月例会では、スクール生がまちづくりの一翼を担うという気概をもって取り組むことによってＪＣ三信条への理解を深めると共に、積極的なＪＣ活動へと繋げて頂きます。スクール生の事業への強い意気込みによってメンバーを巻き込み、当事者意識をもって参加することで組織の一体感を感じて頂きます。新入会員予定者セミナーでは、それまでの活動の中で得た学びをもとに自らの限界を超える妥協のない事業を構築することで、自己成長と仲間との強固な絆を実感し、２年目のＪＣ活動の意欲へと繋げて頂きます。新入会員予定者には、躍動するスクール生の姿から入会後の自分を想像し、来るべき入会へのモチベーションを高めて頂きます。

私は、スクール生と真摯に向き合い、伴走し、語り合い、次代のリーダーとなる人材を預かるという責任のもと私の全てを注ぎます。