CD(コミュニティ・ディベロップメント)グループ
ぎふのまちでは、まちの活性化に対する様々な取り組みが行政や各種団体によって行われてきてきました。しかし、少子高齢化や若者の都市部への流出により、生産年齢人口は減少を続けており、この状況が続くと、まちの活力が失われ、魅力が低下してしまいます。若者がぎふのまちの中で力を発揮して活躍できる将来像をもてないため、活躍の場としてぎふのまちが選ばれ難くなっていることに加え、まち全体に賑わいを波及させる役割をもつ中心市街地が、各所で賑わいの創出に取り組みつつも、まち全体に賑わいを波及させるには至っていないことが要因と考えられます。これらを解決するには、多様なひとや組織がそれぞれの強みを最大限活かし、手を取り合うことで、新たな仕組みを創出し、大きな効果を生み出す環境をまちに創っていくことが必要です。その環境が、ぎふのまちに多くのひとを惹きつけ、活力が溢れる魅力的なまちへと繋がっていくのです。
本年度CDグループでは、まちの人々が手を取り合うことで、活力が溢れる魅力的なぎふのまちを実現する活動を行います。そのために、まちの将来を担う若者がぎふのまちで活躍できることに気づく仕組みを創る事業と、ぎふのまちの活力の源泉である中心市街地一帯を連携させることでより多くの賑わいをもたらす仕組みを創る事業を多様な人々の考え方や発想を取り入れて行います。多様なひとや組織が一体となり、ぎふのまちの活力向上のために実施する事業の一端を、市民や若者、各種団体に担って頂くことで、まちづくりの担い手の育成のきっかけとし、持続発展するぎふのまちの実現に繋げていきます。
私は、JC活動の中で個性豊かな多くのメンバーと共に共通の目的に向かって挑戦し努力し、視野を広げ、自身の成長に繋げてきました。グループメンバーには、高い目標をどうすれば実現できるか仲間と考えて達成する経験をして頂き、高い目標を掲げてぎふのまちを牽引する人材になって頂きます。委員長には、高い目標を掲げ、前向きに困難に立ち向かうことでメンバーを牽引するリーダーとなるよう導いていきます。
ぎふのまちで若者が活躍するためには、若者が自身の強みや価値観がまちの社会経済活動において力となることに気づき、その力を発揮することで自己実現に繋がることを実感できる環境が必要です。
本年度当委員会では、ぎふのまちを支える様々な社会経済活動の一端を体験できる事業を実施し、若者がぎふのまちで活躍する将来像を描くきっかけを得て頂く仕組みを構築します。実行委員会(仮称)では、市民、行政、各種団体、企業から組織したメンバーで仕組みの構築に向けて企画・検討を行います。7月例会では、企画内容をもとに事業を実施し、若者が様々な体験の中から自身の強みや価値観を活かせる場を見つけ、ぎふのまちで活躍したいと意識するきっかけを創ります。その後、実行委員会(仮称)と共に事業結果を検証し、仕組みを創り上げます。実行委員会メンバーには、多様な人々と手を取り合い活動することが、若者が活躍できるまちに繋がることを感じて頂きます。メンバーには、事業を通して若者が活躍するためには強みや価値観を活かすことが大切であることを学んで頂きます。11月例会では、1年間の活動報告と共に、市長講話を聴くことで、まちづくりを担う組織の一員としての誇りと責任を再認識する機会とします。
委員会メンバーには、事業構築に向けて多くの人々と関わりをもつことで、事業の主体者としての自覚とリーダーシップを身につけて頂きます。私は委員長として、どのような困難に直面しても目的を見失わず、委員会メンバーが安心して活動できるよう笑顔で立ち続け、事業を成功に導きます。
年間委員会事業費・・・1,103,000円
中心市街地の活性化は、ぎふのまち全体の活力を生む要素となります。ぎふのまちの中心市街地では、各所で賑わいが創出され、ひとが呼び込まれているものの、来街者の回遊性が低く、賑わいが中心市街地全体に波及していません。各所の賑わいを繋ぎ合わせることで、回遊性が向上し、更なる相乗効果が生み出されるのです。
本年度当委員会では、来街者が中心市街地の複数箇所を訪れ、今まで気づいていなかった魅力に気づき、継続的に訪れるようになることで、より多くの消費行動を促す仕組みをぎふのまちの人々と共に構築します。中心市街地の関係者や市民で実行委員会(仮称)を組織し、来街者が中心市街地において新たな魅力発見に繋がる施策の具体化をしていきます。8月例会では、実際のまちで施策の体験の場を設け、消費行動にもたらす効果を検証します。その後、実行委員会(仮称)と共に、検証結果を施策に反映することで仕組みを創り上げます。実行委員会メンバーには、多様なひととの協働を通じ、ぎふのまち全体の活性化の可能性を感じて頂き、更なるまちづくりへの意欲を高めて頂きます。また、メンバーには、施策の検証の一端を担って頂き、多様なまちの魅力を掛け合わせることで、まちに新たな価値が生まれることを感じて頂きます。
委員会メンバーには、まちづくりの当事者意識を高めて頂くと共に、関係者との協働を通じてリーダーとして成長して頂きます。私は委員長として、広い視野ときめ細やかな配慮を欠かさず、委員会メンバーの背中を預けて頂けるようになり、担いを全うします。
年間委員会事業費・・・730,000円