専務理事 野尻 哲也
岐阜JCが60周年という節目を迎えた今こそ、新しい時代を見据えながらも、過去を振り返らなければいけません。その時代毎に先輩諸兄が心血を注いで受け継いでこられた理想のまちを求める志と、仲間と共に惜しみなく汗を掻き知恵を絞るという組織風土を次代に脈々と伝えていく必要があります。
今後、公益団体である岐阜JCの成すべきことは、“夢と情熱の和”を組織から地域へと広げる活動に新しい一歩を踏み出していくことです。問題の多様化、複雑化している時代だからこそ、数々の問題に1個人1団体のみで解決へ立ち向うのではなく、企業、行政、更には市民一人ひとりと共に手を取り合って、理想のまちを描いていくべきなのです。
岐阜JCには、まちづくり運動ビジョンという夢があります。私たちはその夢の実現に向け、メンバー一人ひとりが組織の一員としての自覚を持ち、事業や問題に全力で打ち込む“攻めの姿勢”で活動しなければなりません。単なる仲良しグループではなく、情熱を燃やし本音で議論し、共に苦労を乗り越える仲間との間で深まる絆の力こそが、組織の和を地域の和へと広げていく原動力になるのだと確信しています。そしてまた、一人ひとりが夢の実現に向けて自己ベストを更新していくことが、強い組織を次代に繋いでいくことにもなるのです。
専務理事の職務は、理事長や副理事長を補佐し、公益団体としてのルールに則り日常業務を処理することです。その為には、小さなことにも妥協しないプロセス重視の姿勢で、限られた時間を有効に使うという合理性を追求しながらも、情熱を持って全力でぶつかり成果を最大にしなければならないと考えています。私は入会して8年迷い苦しんだ時、無意識のうちに楽をする為の理屈を言うようになったと感じています。また新しいことに取り組む時は、仲間に甘え無難な道を選んできたかもしれません。60周年を迎える岐阜JCのすばらしい組織風土を次代に継承していく為にも、私自身、今一度原点に立ち返り、真摯に汗を掻き、全力で下支えていきます。
【組織運営グループ基本方針】
プロセスマネジメントをしっかり行い、
夢と情熱で結ばれた和を構築しよう!