夢のまち創造室長 西澤 征平
私たちは、「安らぎ、賑わい、助け合いのあるまち」を実現するために、まちが本来持つ宝を大切にみがき、また賑わいをもたらす宝を見つけ汗を掻いてみがくことで、まちの個性を育み、夢のあるまちの姿を描いて活動してきました。これまで以上に、私たちがまちに必要とされる団体として活動していくために不可欠なのは市民の力です。市民がまちづくりに積極的に参画する「ぎふの宝」となって、市民の持つ経験やスキルを発揮しようと協働できたなら、市民力は高まり、「夢のあるぎふのまち」が実現できるのではないでしょうか。今こそ私たちは、市民が「協力できる和」を生み出し、多くの人々を巻き込む原動力になって「夢のあるぎふのまち」を実現していく必要があるのです。
夢のまち創造室では、市民と協働することで、市民のまちづくりへの参画意識を高めていきます。市民主体のまちづくり運動として、市民の声に耳を傾け、市民が描く夢を引き出します。市民と協働して夢を実現するプランを描くことで、市民が自己実現を体感できる機会を創造し、市民と私たちが互いに夢を語り合うことができるまちの実現に繋げます。事業を通して市民がまちづくりの主体者であることを実感し、責任を自覚することで積極的なまちづくりへの参画を促します。また中心市街地では、地域の人々や市民と協働して「ぎふスイーツガーデン」構想の実現に取り組みます。関わる全ての人々が、常に新たな価値や情報が発信し続けられる夢のあるまちの姿を共有し、わくわくしながらまちづくりに取り組むことで、地域や市民の主体的な取り組みに繋げます。
私たちだけでは実現が難しい「夢のあるぎふのまち」にするために、室メンバーには青年らしい大胆な発想を持って、「挑戦するぞ」という姿勢を示し自ら壁を越えて取り組むことで、人々を動かす原動力になってもらいます。2人の若い委員長には、関わる人々が抱える課題を受け止め、逃げることなく向き合う胆力を身につけてもらいます。そのために私は、決して妥協しない厳しさと常に前向きに活動する自らの背中を示し導きます。