公益社団法人岐阜青年会議所60周年ロゴ

市民フォーラム
ぎふの絆をつくる合唱演奏会
スポーツチャレンジぎふ2011
スイーツフェスタぎふ2011
東日本大震災について
◇ 事業内容 ◇
スポーツチャレンジぎふ2011
60周年記念事業
岐阜JC新入会員募集
市長に夢を語る会
スイーツフェスタぎふ2011
とうかい号乗船者募集
公開例会予告
みこしパレード
わんぱく相撲岐阜場所
青少年育成事業
GJCアンケートシステム
岐阜JC案内パンフレット

【2010年度HPはこちら】
GJCメンバー専用

お問い合わせ先
公益社団法人岐阜青年会議所事務局
TEL:058−264−8091
Email:gifujc@ccom.or.jp



サマコン2011

第60回全国会員大会 名古屋大会 公式サイト

ソーシャルデザイン実現委員会

ぎふを旅して日本を元気に!

がんばろう日本

人間力大賞2011
アクティブコンパクトシティぎふ

 ビジョン策定の背景


 (公社)岐阜青年会議所は、発足以来、「明るい豊かな」社会を築き上げるために、「ひとづくり・まちづくり」運動に取り組んできた。1998年には「水と緑の共創都市ぎふ」をまちづくり運動のビジョンとして掲げ、自然と産業が共生しつつ回復・発展していき、一方では住む人々にとって快適な都市環境を創造することができる理想的な地域を目指して様々な事業を展開し、相応の成果を収めてきた。

 しかし、個々の事業の成功にも関わらず、「ぎふのまち」には、少子高齢化、中心市街地の空洞化、自然環境の破壊などの問題が生じており、「ぎふのまち」の将来に対する不安が高まっている。先般の「『ぎふのまち』市民調査」でも、「ぎふ」の未来に希望が持てない市民が増加していることが明らかになった。

 こうしたことに照らし、現在のビジョンは、まちの理想像を掲げつつも、その実現に向けた事業のあり方を明確に打ち出していない点を修正する必要があり、今までの社会環境の変化を踏まえ、「ぎふのまち」の理想像を「まちのビジョン」として改めて示す一方で、岐阜青年会議所の「運動方針」を明確に定め、この運動方針に基づき、今後の事業展開の方向性を打ち出していくため「行動指針」を具体的に定めることが必要である。

 今後、人口減少が進むことに加えて、郊外への人口移転が進むことによって、まち全体の人口密度は低下する。その結果、過疎地の切捨てや、行政サービスの低下が現実に起こる可能性が高まっている。

 しかし、このことは、青年会議所が目指す「明るい豊かな社会」とは大きく異なる「まち」のありようであり、人口増減、人口構成の変動、国の地方行政に対する方針の変更などに左右されることなく、「ぎふのまち」を維持・発展させていくことが、私たちの最も重要な使命のひとつであると考える。

そこで、私たちは、以下のとおり、新たな「まちづくり運動ビジョン」を定め、実効性のある事業を展開し、「ぎふのまち」の理想像を実現するために邁進していくこととする。

 (公社)岐阜青年会議所 まちづくり運動ビジョン


1.まちのビジョン(Vision)

スパイラルアップぎふパワー

 中部圏域のなかで、将来にわたり存在感のあるまちであり続けるためには、ぎふのまちが本来持っている魅力だけに頼るのではなく、地域の人々が「住み続けたい」と思い、そして他地域の人々が「住んでみたい」と思う個性豊かなぎふのまちを築くことが大切である。

 私たちは、「ぎふのまち」のあるべき姿として、「住環境に優れ、心豊かに暮らせるまち」「産業が集積し、人や企業が活発に交流するまち」「地域を愛し、思いやりに満ち溢れた人々が協働するまち」といった3つの理想像を描いた。それぞれのキーワードを「安らぎ」「賑わい」「助け合い」とし、ビジョンの中に盛り込むこととした。

こうした理想像を実現するためには、「ぎふのまち」を「人・物・情報が集まり、活力に溢れ、力強く成長し続ける“アクティブ”なまち」、そして「高い都市機能を持ち、自立した産業を有する一方で、豊かな自然とともに歴史および文化が維持・継承され、人々が快適に暮らす地域コミュニティが充実している“コンパクトシティ”」にしていくことが必要である。


2.運動方針(Movement)

スパイラルアップぎふパワー

私たちが掲げる「まちのビジョン」実現に向けて、重要な役割を担うこととなる、「まちづくりの主体者である市民の力」、「ぎふのまちの活力を左右する企業の力」、及び「市民・企業の活動を支援する行政の力」に焦点をあて、この3つの力を、それぞれ「市民力・企業力・行政力」と名付け、以下の通り位置付ける。

「市民力」
高い倫理観を持つことで、社会の規律を保ち、地域を愛し、主体的にまちづくり活動を行う「力」?

「企業力」
企業が持続的に経営体力を高め、良き企業市民として社会にとって有益とされる機能を果す「力」?

「行政力」
行政が高い自律性を持つとともに、市民力・企業力を向上させるための支援を実施する「力」?

これらの「ぎふのまち」を支える3つの力が、「まちづくり」のエネルギーとして相乗効果を生み出し、ぎふのまちの活力を最大化させていくことを象徴的に示すスローガン的なものとして
運動方針(Movement)  Spiral Up Gifu Power!
を定める。


3.行動指針(Behavior)

「まちづくりの主体者である市民の力」、「ぎふのまちの活力を左右する企業の力」、及び「市民・企業の活動を支援する行政の力」の3つの力を、それぞれ「市民力」「企業力」「行政力」と名付けることとしたが、これらの3つの力を高める取り組みを、以下のとおり行動指針(Behavior)として定め、私たちの今後の活動を方向付けることとする。

「市民力」の向上を目指す行動指針
・市民による自発的なまちづくりの必要性を啓蒙し、活力あるコミュニティを創造します
・市民が持つべき地域愛や倫理観などを育みます
・市民が、ぎふの豊かな自然や歴史・文化を大切にする気持ちを育みます 「企業力」の向上を目指す

行動指針
・ぎふの企業経営者の資質向上及び、ぎふの企業の経営体力を高める活動を展開します
・良き企業市民として、企業が社会的な責任を果す為の啓蒙活動を行います
・起業家育成や企業誘致について研究し、行動します?

「行政力」の向上を目指す行動指針
・「市民力」「企業力」向上の為の、具体的な政策提言を行います
・行政の活動に、市民や企業がより関心を持てるような活動を行います
・市民や企業が、行政に対して自らの意見を積極的に発信する支援を行います