イノベーティブなまち創出室 室長  橋本 賢一郎

 岐阜JCは「明るい豊かな社会」の実現を目指し、まちづくり運動ビジョンのもと、市民や行政、コミュニティと共にぎふのまちの活性化のために運動を展開してきました。市民もぎふのまちの魅力に気づき、まちを変えようとする市民がまちの魅力を磨いてきました。さらに、その魅力を大きなものとするためには現状に満足するのではなく、目線を上げ世界に目を向けて世界の要素を取り入れる必要があるのです。変化の激しい時代だからこそ、これを絶好の機会ととらえ、岐阜JCが市民の意識に変化をもたらす必要があるのです。岐阜JCが市民と共に行動することで、イノベーティブなぎふのまちを創出できるのです。

 イノベーティブなまち創出室では、ぎふのまちにある魅力と眠っている魅力を結び付け、まちに継続的な変化を起こすきっかけとします。ぎふのまちには6カ国の友好姉妹提携を結ぶ都市があり、これはぎふのまちの新しい魅力です。ぎふのまちの魅力とこれまでに活用されることがなかった国際的な魅力を共に発信し、市民の意識に変化を作り出します。また、ぎふのまちには市民やコミュニティの協働が根付いてきました。この活動に企業が参画することで、大きな力が生み出され「協働の和」が拡がります。青年経済人の集まりである岐阜JCが企業を巻き込み、市民に企業を巻き込めるという気づき、企業を巻き込むことで活動が継続するという気づきを得ることで、協働のあり方に変化をもたらします。これらの変化が成功体験となり、まちに伝播することで、「私たちならできる」という市民意識の変革が生みだされます。

 私は8年間のJC生活での経験をもとに、2人の委員長としっかりとコミュニケーションを取り接することで、2人がもてる力を最大限に発揮し妥協のない事業を構築していきます。そして室メンバー全員が生き生きと楽しく活動できるように導くことで、まちづくり事業を創り上げることの誇りと喜びを感じて頂き今後のJC活動の糧として頂きます。