岐阜JCは「明るい豊かな社会」の実現という同じ志をもつ青年経済人が集い、「ひとづくり・まちづくり」運動に対して真摯に取り組んできました。市民と共に活動を行ってきた諸先輩方から継続した活動により、岐阜JCは地域の人々と共にぎふのまちの課題を解決することで成果を積み重ねてきました。そして、「明るい豊かな社会」を実現するために、まちづくり運動ビジョンを時代背景に即して具体化し、策定しました。これからもぎふのまちに新たな価値を創造する組織であるためには、青年会議所としてのあるべき姿を守りながら時代に即した組織運営の変革を行うことで、未来を見据えて行動できる組織にしていく必要があります。
そのためには、岐阜JCが69年間培ってきたプロセス重視の姿勢をもちながらも、変えるべきところは変えることで、未来を見据えて組織変革することが必要です。掲げた目的を達成するためにどのような手法を用いることでどのような効果を上げることができるのかを、背景から手法に至る論理の整合性を議論する中で、成果を上げることができます。そして、成果を上げた先には、ひとやまちに価値ある変化を生み、ぎふのまちに新たな価値を創造する組織であり続けることができるのです。
本年度組織運営グループは、プロセス重視という組織風土を継承するだけでなく、予め起こりえる事象を想定し、柔軟に対応することで、新たなまちづくり運動ビジョンの実現に向けた岐阜JCの全ての運動の下支えをしていきます。また、岐阜JCが時代によって変わりゆくまちの問題を解決するために、守るべきと変えるべきの基準を見極めることで、組織やメンバーが、社会情勢に応じて、将来どうあるべきであるかを最適に判断できるようサポートします。私は専務理事として、理事長や副理事長を補佐すると共に、組織の活動内容と進捗状況を把握し、組織の屋台骨となります。未来を見据え変革する岐阜JCのために、そして人々が躍動し持続的に発展するまちの実現のために、千思万考を行うことで任務を全うします。