岐阜JCは、「明るい豊かな社会」の実現を目指し、「ひとづくり・まちづくり」運動を展開する中で地域課題を解決し、ぎふのまちが発展するきっかけを生み出してきました。岐阜JCが、新たに掲げたまちづくり運動ビジョンのもと、これからもぎふのまちに貢献する組織として持続的に発展するためには、多様性と柔軟性を兼ね備えた組織であるべきです。組織の多様性は、メンバー一人ひとりが主体的に活動することで引き出されます。また、組織の柔軟性は、組織運営の仕組みを時代の変化に合わせて見直すことで高まります。岐阜JCが次代に向けて新たな一歩を踏み出す今こそ、組織を挙げて変革するために創始より脈々と受け継がれたプロセス重視の組織風土を継承する中で、変革の方向性を定め、メンバー一人ひとりが躍動するための組織運営を追求する必要があります。
本年度総務室では、各委員会が妥協なく議論を重ねながら、組織として目指すべき目標の達成に向けた事業構築を行っているかを検証します。加えて、事業の背景を踏まえ、目的達成のために選択した手法や効果を設定するまでの道のりを共有し、事業の成果が組織の目指す方向性と重なるように支援します。また、専務理事のもと定款や諸規程、運営原則に則った組織運営を行う中で、メンバーがこれまで以上に主体的に活動できる環境構築を目指し、変えるべきものは変え、守るべきものは守るという信念のもとで必要な見直しを行います。予算面では、各委員会の事業費が適正に管理・執行されているか精査します。
私は総務室長として、各室長・委員長とは和して同ぜずの関係を貫く中で時に厳しく高い壁となることで、妥協なき議案作成の支援に全力を尽くすと同時に理事会での議論を意義あるものへと導きます。また、伝統ある岐阜JCの事務局長として、誇りと責任をもって事務局の統括に努めると共に、組織の方向性のもとでメンバーが同じ目標に向かい、もてる力を最大限に発揮して活動できるよう下支えします。