ぎふのまちは、少子高齢化や転出超過によって生産年齢人口が減少しています。現状のまま進めば、ぎふのまちはやがて輝きを失います。そこで、創立70周年を迎えるにあたり、岐阜JCは新たなまちづくり運動ビジョンを掲げ、明るい未来に向けて活動していきます。ビジョン達成に向けては、次代を担う若者の力が不可欠です。若者を中心とした市民がもつ力が集えば、ぎふのまちは魅力的な取り組みが増え、ひとを惹きつけ、可能性を求めてひとが集まるまちとなるからです。しかし、投票率の低下からみえるように若者は声をあげても届かないという無力感から、まちへの関わりが薄れている側面があります。また、まちの人々は若者の声を受け止める機会が少ないため、若者の声が反映され難い環境となっています。ぎふのまちが持続発展するためには、若者とまちの人々が共に意思決定することが大切です。私たちが、若者の声を市民に届けることで若者と市民が互いに未来に向けて取り組む足掛かりを創る必要があるのです。
本年度70周年事業実行室では、ぎふのまちに若者活躍のムーブメントを起こし、若者の声を活かせるまちに変えるきっかけを創ります。若者がもつ声を集わせ、議論を重ねてもらうことで、若者のまちへの思いを引き出します。そして、私たちは磨き上げた結果を市民に広く届けます。若者は、自分たちがまちを変えられるという思いを高め、まちのために行動を起こすきっかけとします。また、市民は若者の声を知ることで若者への期待やまちのもつ可能性を感じます。若者の活躍が必要だと感じる市民が増えれば、若者の声がまちづくりに活かされる機運が高まり、若者の力を活かした取り組みが生まれるまちへの一歩となるのです。
私はぎふのまちに最大限のインパクトを生み出すために、委員長と何をすべきかを納得いくまで議論を重ねることで、目的を見据え妥協することなく活動に邁進できるリーダーとなれるよう導きます。そして、室メンバー全員がまちの人々の記憶に刻まれる影響を与えるという思いをもって活躍できるよう全力でサポートしていきます。