成熟期を迎えた現代社会では、地域社会における課題は複雑化しているため画一的な方法で解決することは困難となっています。それぞれの自治体において、地域特性に応じた対応をしなければ地域課題の解決ができず地域発展は成しえません。ひとびとが躍動し持続発展するまちを実現するには、地域の実情を知るまちに住み暮らす人びとが、地域社会や産業にイノベーションを興す人材となり、力を発揮して地域に活力をもたらすことが必要です。どんな時代でも、イノベーションを興すことができる人材とは、目的達成に向けた強い思いをもったひとではないでしょうか。その強い思いこそが、どんな困難にも立ち向かい、柔軟な思考で社会変化を前向きにとらえることができる力へと繋がるのです。
本年度岐阜JCでは、自分なら目的を達成できるという強い思いをもち、どのような変化も前向きにとらえる柔軟な思考をもつひとづくり運動を展開していきます。目的を絶対に成し遂げるという強い思いをもつことが、果敢に挑戦し続けるための自身の軸となります。揺るぎない自身の軸をもちながら、社会変化を前向きに捉える柔軟な思考をもつことで、変化を活かし、自身の力とすることができるのです。そうした市民がぎふのまちに増えることで、まちの課題を解決していくことへと繋がります。次代を担う子どもたちには、主体的に課題に取り組み、目標を達成するという成功体験をすることで、自分自身のもつ無限の可能性の一端を感じる経験が必要です。その経験を糧として、自分ならできるという思いのもと実社会で行動していくことで、将来地域社会や産業に変革を興す人材となり、地域社会で活躍することで、ひとびとが躍動し持続発展するぎふのまちの実現へと繋がるのです。
岐阜JCという組織には、様々な知見や専門性をもつメンバーと触れ合う機会があり、自身の幅を広げ、柔軟性を磨き上げることができます。またJC活動には、自身を成長させることができる挑戦の機会が溢れています。私たち岐阜JCのメンバー一人ひとりが、社会の変化を楽しみながら、しなやかな強さをもち、果敢に挑戦し続けましょう。