7月16・17日 サマーコンファレンス2016

2016年7月16・17日 パシフィコ横浜にて(公社)日本青年会議所 「サマーコンファレンス2016」に参加いたしました。

サマーコンファレンスは1966年に行われた第1回政治問題セミナーを起源として、政治問題や国家的な問題について話し合われる場として毎年開催されており、ここ20年は7月に日本中のJCメンバーが横浜の地に集います。

本年度は、二つの相反する命題を互いに否定しつつも生かして統合することで高次元の段階を生み出す「アウフヘーベン」をテーマとして、様々なフォーラム・ワークショップが開催されました。会場では、JCメンバーではない一般の方も多く参加し、JCの「明るい豊かな社会の実現」に向けて運動を発表する場にもなっております。

オープニングに合わせて、宮城県松島基地の第4航空団に所属する「第11飛行隊」通称「ブルーインパルス」による編隊飛行が披露されました。

オープニングでは、日本JCの副会頭がそれぞれのセレクタリーでのアウフヘーベンに対する考え方を披露し、コンファレンスで行われるフォーラムやワークショップについて語りました。

続いて行われたアウフヘーベンフォーラムⅠでは民間防衛力をテーマとして、加藤 勝信 一億総活躍担当大臣と斎藤 孝 明治大学教授の対談形式で進められ、国の施策を直接伺い、日本が新たなステージへ進むために自らと国とが調和する新たな価値とシステムについて語られました。

他にも多くの芸能人・学識経験者など、著名人をお招きして、アウフヘーベンを起こし、より良い社会の実現に向けてフォーラムが行われました。

17日にもフォーラムが行われ、福井県鯖江市を例にあげて地域をいかに活性化させていくかについて意見が交わされました。

各地の青年会議所が地域の活性化を目的として開催した事業を表彰する「地域再興政策コンテスト」の表彰式が行われました。各地でアイディアを凝らした事業が開催されていることを実感しました。

クロージングでは山本会頭によりサマーコンファレンスを締めくくる挨拶があり、「アウフヘーベン」を経ることで我々が目指すべき未来へたどり着けるであろうと熱く語られました。

会場は多くのJCメンバーや一般の来場者が集まり、JCの基本理念である「明るい豊かな社会」を目指す活動方針が多くの人たちで共有することができました。