国際青年会議所とは

 自由な社会と経済発展を実現し、新しい社会をリードするにふさわしい人材育成を目的として、1915年にアメリカ・ミズリー州セントルイスにて、Henry Gissenbier という1人の青年が、同志31人を得て結集して生まれた小さな青年活動グループから始まりました。翌1916年にH.Howard 氏が会頭を務め、 ”Junior Chamber of Commerce” と称するようになりました。

 その後、JC運動は、その活動が認められ、アメリカの社会的活動を担う主要な青年団体へと発展していきました。1944年には「積極的な変革を創り出すのに必要な指導者としての力量、社会的責任、友情を培う機会を若い人々に提供することにより、地球社会の進歩発展に資すること」を使命に、アメリカ、コスタリカ、エルサルバドル、グァテマラ、ホンジュラス、メキシコ、ニカラグア、パナマの8カ国によって国際青年会議所(JCI )が発足。その後、年々加盟国は増え、日本も1951年に加盟、JCI の一員として新たな活動の一歩を踏み出しました。

 現在、JCIは130の国と地域が加盟、会員数約16万人の世界で最も大きな青年団体です。現役メンバーに加え約 200万人以上のOBがいます。毎年10月頃には世界会議が開催され、世界中のメンバーが一堂に会する重要な国際交流の場となっています。日本では今までに東京、京都、大阪、名古屋、神戸、札幌、金沢が会場となっています。