11月17日(木) 11月例会(市長例会)

11月17日(木) みんなの森 ぎふメディアコスモスにて、11月例会(市長例会)を開催いたしました。

本例会では岐阜市長 細江 茂光氏をお招きして、(公社)岐阜青年会議所が1年かけて設営したまちづくり事業について報告を行いました。岐阜市長からは市政の現状を踏まえて今後のまちづくりについてご講演いただきました。

岐阜青年会議所からは8月27日にぎふメディアコスモスにて開催しました「WORLD FESTA GIFU 2016」について、事業を実施するに至った背景、主体者として参加していただいた学生まちづくりサポーター・学生団体・協力企業の取り組みや当日の様子、事業開催後に参加していただいた方々の変化について、動画を交えて報告いたしました。

細江市長からは「イノベーション思考が育まれるまちを目指して」を演題としてご講演いただきました。講演では変わりゆく時代背景の中、2017年度に開催する450プロジェクトや、2015年12月に世界農業遺産に認定された長良川の鵜飼い等、岐阜市の魅力を世界に発信していくと語られました。

開会の辞では副理事長 野々村 彰文君が、「この11月例会に岐阜市長が毎年参加されることを当たり前と捉えず、行政と岐阜青年会議所がお互いの活動をコミットしていることを改めて実感していただきたい。」と述べました。

理事長挨拶では理事長 桐山 詔宇君より、「岐阜青年会議所がどのようにまちを良くしていくかは我々次第である。我々がどのようにまちづくりを行っていくかを真剣に考える場としていただきたい」と挨拶しました。

第1部ではまちの誇り確立委員会より、「WORLD FESTA GIFU 2016」について報告を行いました。報告では、ぎふのまちに住み暮らす人々が自らの手でまちを変えていこうという意識を持つきっかけとなったとし、その過程を報告しました。

事業の設営に当たっては、岐阜青年会議所を主催者、参加していただいた学生・協力企業を事業の主体者として設定しました。主体者となった学生・企業に、ぎふのまちに新たな魅力を生み出すことでまちに賑わいを創出することができる成功体験を得ていただくことを目的としたと報告しました。

当日の事業の様子を写真や動画、取り上げたメディアの記事を交えながら報告しました。また、事業を終えた後、学生や企業などにインタビューを行い、事業の成果を確認しました。一部の店舗では事業のために生み出された新しいメニューが販売されるようになったと報告しました。

まちの誇り確立委員会 委員長 小森 常宏君よりGEの創始者の言葉「Change before you have to.」という言葉を紹介し、「人に変化を求められる前に自分たちから変化を生み出すという思いを持ち、1年間を走り続けて事業を構築しました」と総括しました。

第2部では細江市長よりご講演いただき、変わりゆく世界情勢や、IOT技術・AIを活用する第4次産業革命が叫ばれている中で、岐阜市としては変化に惑わされずぶれない精神と安心の見える化を念頭に置き、市政を続けて行くと語られました。

閉会の辞では副理事長 篠田 修司君が、「イノベーション思考を持つ人材を育てる事業として「WORLD FESTA GIFU 2016」を開催し、その思いを伝えることができた。また、細江市長の講演を聞き、改めて改革していくものと守っていくものをしっかりと見据える必要がある。」と述べました。