副理事長 野々村 彰文

 副理事長基本方針
 (公社)岐阜青年会議所は、ぎふのまちの「明るい豊かな社会」の実現のために多くの諸先輩方が、各地域のJCメンバーと出向を通じてJC活動を行い、地域と組織の発展を願い活動してきた歴史があります。そして本年、第43回JC青年の船「とうかい号」事務局主管LOMとして、岐阜JCの歴史に新たな1ページを刻むことになります。東海地区(協)82会員会議所会員の誇りである「とうかい号」事業の根幹となる事務局運営を担い、42年間受け継がれてきた情熱を絶やすことなく、東海地区の各地域よりお預かりする青年の育成のために邁進します。
 「とうかい号」とは、今までに25,000名を超える青年が、事業を通じ多くの学びと感動を得て、それぞれの地域社会で活躍するリーダーを輩出している事業です。JC団員が、一般団員に対し1週間以上の日程で行われる研修プログラムや寄港地活動、船内生活のサポートを行うことにより、一般団員が同じ目標に向かって助け合いお互いの意見をぶつけ合い、自身の殻を破ることで成長に繋げています。その中で、JC団員が「すべては一般団員のために!」と1分1秒も無駄にすることなく事業に打ち込み、困難を乗り越え成果を出していくことで、自身の成長に繋げています。
 日本の多くの青年は、高い規範意識は持ちながらも、結果が分からないことに対して自分に自信が持てず、社会のために行動を起こせていないという調査結果があります。しかし、一人ひとりが個性を発揮し他者と調和しながら社会に貢献することで、地域が飛躍的に発展する可能性を秘めています。私は「とうかい号」事務局長として、事務局メンバーと東海地区から出向するメンバーの力を結集し、困難の中でも突破力を発揮して、未知の世界を突き進み未来を変える原動力となる青年の育成のために邁進します。そして、事務局メンバーは、「とうかい号」事業を通じ、他者のために勇気を持って一歩踏み出した行動から得た経験を岐阜JCに持ち帰り、組織の発展に繋げていきます。