公益社団法人岐阜青年会議所
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2012年度理事長所信

第61代理事長 末武 悟

 昨年創立60周年を迎えた岐阜青年会議所は、公益社団法人格を取得すると共に、地域の協力者や、先輩諸兄の前で「ぎふのまちの人々が輝く人材となり、世界を動かす原動力となる夢」に向かって確かな一歩を踏み出すことを約束しました。本年度は公益団体としての責任を果たすと共に、市民一人ひとりが各々のコミュニティにおいて主体的に行動し、支え合いながら成果を上げ続けることのできる、“自立したぎふのまち”を創造するのです。

 私たちの住む日本は、世界における企業の競争力や存在感の低下、政治の混乱、理解しがたい犯罪事件、子どもたちの教育問題など、数え上げればきりがない課題を抱えています。しかし、この国の先行きや、子どもたちの将来に対する不安への解決に向う成果が上がっている様子は、あまり感じることができません。その原因は「自分の役割ではない」「誰かがやってくれる」といった、他人任せになり自らは何も行動しない姿勢。また、懸命に行動している人たちや、困っている人たちを冷ややかな目で見て、助けることをしない無関心な姿など、私たち一人ひとりが地域や社会を創る主体者である自覚や、支え合う思いやりの意識が低いことにあるのではないでしょうか。世界的にも豊かなこの国ですが、私たちは自立していると言えるのか疑問を感じます。今必要なのは、自ら行動しなければ何も変わらないことを自覚し、周囲と支え合いながら成果を上げることのできる、主体的な“自立した市民”を育むことなのです。

 2011年3月11日に発生した東日本大震災は、被災地に壊滅的なダメージを与え、原子力発電所の事故による放射能問題、また、電力の供給量低下によるエネルギー問題など、個人の力では到底解決できない大きな課題を残しています。しかし、多くの被災者が苦しくとも自らの意思で動き出し、支え合いながら復興に向けた一歩を踏み出しました。私たちは、復興に向けた懸命な人々の姿から、自分たちの住む国やまちへの意識や行動を省みる必要があるのです。

 

 ぎふのまちでは、市民が将来に対する不安を抱えつつも、変わらない平穏が続いているように感じます。その要因は、都市機能を有しつつ豊かな自然溢れる住環境、日本のほぼ中央に位置する地理的条件、伝統やロマン溢れる歴史・文化、幅広い分野の産業、住む人たちの人柄など、ぎふのまちの持つ魅力でもある恵まれた地域特性と、ぎふのまちを築いて頂いた先人たちの努力に大きな恩恵を受けているからであると考えます。私たちはぎふのまちの魅力や、魅力を磨き上げてきた先人たちの努力に感謝することを忘れてはなりません。そしてぎふのまちの魅力により享受できる恩恵や、先人たちの努力の蓄積に寄りかかっているだけではなく、自らのまちを自らが創る自覚を持ち、課題を先送りすることなく手を打つと同時に、新たな魅力を創造し、魅力あるぎふのまちを大切に繋いでいく責任があるのです。

 私は、JCに行動綱領として創始から続くJC三信条には、自立する為に必要な要素が全て詰まっているように思います。自分を律して行動する「トレーニング」、支え合いながら生まれる「フレンドシップ」、そしてその力を結集して人やまちに変革をもたらす「サービス」。脈々と続く三信条の精神を大切にし、体現することでぎふのまちにとって“なくてはならない存在”となる成果を上げてきたのだと考えます。これからも岐阜JCが地域に変革をもたらすことのできる、地域にとって必要な組織となる為に、メンバー一人ひとりが、自らを律して行動し、支え合えるJAYCEEとなり、ぎふのまちや人々に変革をもたらすのです。

「自分たちが動くことでまちが変わる!」
誇りあるまちへ 自立したぎふの未来をデザインしよう!

 岐阜JCは、2006年に策定したまちづくり運動ビジョンを基に、市民がまちづくりに積極的に参画できることを意識した活動を展開し、地域と身近な存在になる関係を築いてくることができました。公益社団法人格を取得した今後の岐阜JCは、公益事業比率などの制度に対応するだけではなく、地域へ直接的に影響をもたらす事業への取り組みを強化しなければなりません。その為には、時代の変化とこれまでの活動の成果を中期的に振返りながら、市民と共に地域の課題やニーズを見つけ出し、新たな成果を創り続けることを実現できる「ひとづくり・まちづくり」運動の方向性を導き出さなければなりません。

 また、2007年には、まちに賑わいをもたらす為に「ぎふブランド」を創出することを目的とした「ぎふスイーツガーデン」構想を立ち上げ、2008年から4年間に亘り構想実現の為の事業を行ってきました。企業や行政の協力を受けながら毎年新たな課題に取り組み、一定の成果を示すことができました。また、商店街や多くの市民ボランティアとも協働し、地域との繋がりも年々深まってきています。最近では中心市街地に市民自らの手でブランドを構築しようとする動きも見られ、まちに賑わいをもたらそうとする動きが活発になってきているように感じます。粘り強く、継続的に行った岐阜JCの活動が市民を動かし、主体的に動き始めることへの一助となっているのです。今後は、岐阜JCがこれまで築き上げてきた協力者との関係を、互いが成果を生み出し、まちに大きな変革をもたらすことのできる、主体者同士の関係へと進化させるのです。「自分たちが動くことでまちが変わる!」ことを意識した市民と共に、5年、10年先に実現させていけるまちの姿を共有し、市民が自らの手でぎふのまちの誇りとなる、新たな魅力を創り出せるまちの姿、“自立したぎふのまち”をデザインするのです!

仲間と一緒に大きな成果を創り出す!
“自らを律し”“支え合う” 自立できる子どもたちを育もう!

 子どもたちには、夢や目標を描き、手に入れる為に果敢にチャレンジする行動力と、互いに支え合える仲間を手に入れることのできる大人になってほしいと願います。しかし、日々行動するなかで壁にぶつかり、人と関わることで摩擦が生まれ、子どもたちは知らず知らずのうちに、チャレンジすることや人と関わることに臆病になってしまっているように思います。人と人の繋がりがなければ孤独になり、支え合うことができなければ大きな成果を得ることができません。子どもには、助け合いながら何かを成し遂げる経験を重ね、人を思いやる心や支え合うことの大切さに気づき、積極的に人と関わり、多くの仲間を創り、自分だけではなく、人の為にも行動できるように育ってもらいたいと考えます。

 また、利己主義や個人主義など、自分さえ良ければいいという判断基準が蔓延した社会の中で、大切にしなければいけない価値観を見失い、本当にほしいもの、本当に必要なものがわからなくなってきているようにも感じます。価値観が多様化してきたと一言で片付けず、日本人の大切にしてきた精神文化に触れ、大切にしていかなければならない価値観、正しい判断基準を学び、自分の信じたことに自信を持ち、手に入れるまであきらめずにチャレンジし続ける逞しさを身に付けてほしいと願います。

 子どもは大人の姿を手本として成長していきます。地域の宝である子どもたちが将来、ぎふのまちだけでなく日本や世界の未来を切り開くことのできる大人になる為に、損得ではなく人や地域の為に行動する姿や、苦しくてもあきらめず行動する姿、支え合うことによって課題を解決していく姿など、私たち大人の懸命に生きる姿を伝え、“自らを律し”“支え合う”自立できる子どもたちを育むのです。

存続し続ける企業を創り、地域で活躍できる人材を育む為に!
仲間を育み、変革を創り出すリーダーになろう!

 自立したまちになる為には、雇用や納税、また人材育成など、地域社会の発展にも寄与することができる“自立した企業”の存在が不可欠です。JCメンバーも、各々が企業人であり、企業力向上の為の努力を怠ってはなりません。しかし、何かを変えなければならないのにどう変えていけばいいのか見えていないメンバーも多くいるように感じます。厳しい経済状況の中、企業を存続させることはぎふのまちにも、メンバーにとっても極めて重要な課題なのです。

 企業が存続し続けていく為には、時代や顧客の要求の変化に対応できる新たな価値を創造していかなければなりません。その為に企業や組織は、これまでの存在価値を見直しつつ、新たな価値を提供できるよう変化しなければなりません。また、内需が減少し、海外での競争力も低下した厳しい経済状況を打破する為には、リーダー一人の発想や行動力だけで組織を導くのではなく、組織の力を最大限に活かし、衆知を集めて変化への対応や課題解決を行うことが必要なのです。

 その為にリーダーは企業の力を生み出す原動力となる組織を構成する“ひと”の力を最大限に発揮させなければいけません。働く人たちが自主的に行動できる為の“やりがい”や、組織内に支え合える“仲間”の存在を創り出し、組織を構成する一人ひとりの主体的な行動と仲間との支え合いによって“変革”を創り出すことのできる組織風土を創出するのです。

 企業や組織内で変革を創り出すことのできる人材は、地域社会においても地域の人たちと協力し、成果を創り出すことができる“自立した市民”となるはずだと考えます。私たちは自社の企業力の向上と共に、地域でも活躍できる人材を育成しなければなりません。ぎふのまちの市民力の向上の為にも、仲間を育み変革を創り出すことのできるリーダーになりましょう。

自身を自立させてくれる大切な仲間たちの為に!
岐阜JCプライドを磨き、誇りの持てる組織を創ろう!

 本年度、16年ぶりに岐阜JCから公益社団法人日本青年会議所東海地区担当常任理事を輩出します。他LOMから多くのメンバーがぎふの地を訪れる機会が増え、ぎふのまちをPRする絶好のチャンスになるのと同時に、迎え入れる岐阜JCの姿勢が注目されます。LOMを代表して活躍する出向者に対してLOMを上げて全力で支援すると共に、他地域のメンバーに対して、歴史と伝統のある岐阜JCメンバーとして自覚を持ち、「さすが岐阜JC!」と思わせる礼儀正しい対応、規律ある行動をして頂き、他LOMの手本となるような姿勢を示し、岐阜JCのよき組織風土を継承していきましょう。

 また、LOM内においては、委員会や出席取扱会議へ参加するだけではなく、他の委員会の行う活動の成果にも意識を持ち、準備への協力や、情報の提供など、事業の目的達成へ惜しみない協力を行ってください。岐阜JC全ての事業で組織を連携させ、全メンバーで支え合いながら成果を創り出すのです。

 岐阜JCはメンバーを成長させてくれる最高の学び舎です。一歩前に出ること。責任を持つこと。仲間を作り成果を創り上げること。リーダーにとって必要な要素は全てJCの中で教えてくれるからです。私たちは各々の活躍するコミュニティに戻ればリーダーとして組織を動かし、成果を創り上げる役割を果たさなければなりません。JCに入会して成長した、一回り大きくなったと言われ、自らにプライドを持てるよう、JCで自分自身を磨いてください。その為に、先ずは一人ひとりが社会人としての基本に立ち返り、時間や約束を守ること、社会の規律を守ることなど、当たり前のことを当たり前に行う責任を果たしてください。

 私は岐阜JCで出会った仲間たちが大好きです。自らを磨き続けるメンバーや、これまで岐阜JCを築き上げて来て頂いた先輩諸兄の一人ひとりが、ぎふのまちを、岐阜JCを、そしてメンバー一人ひとりを自立させてくれる、かけがえのない仲間なのです。この仲間と一緒だったらどんな困難にも立ち向かうことができます。子どもの頃、帰る時間も忘れるくらい夢中になった遊び。その中で仲間を作り、互いに切磋琢磨しながら成長してきたように、思いっきり楽しみながらたくさんの仲間と一緒に、自分自身を磨いてほしいのです。

 JC活動を行う上で、迷うこともあるでしょう。行動が止まることもあるかもしれません。そんなときは、何の為にJCをやっているのか自問自答してください。ぎふのまちの為に、自分自身の為に、そして、これからも脈々と繋がり続ける大切な仲間たちの為に、自らを律し、支え合い、全メンバー一丸となって動き続け、“岐阜JCプライド”を磨き上げていこうじゃないですか!

基本方針
・誇りあるまちへ 自立したぎふの未来をデザインしよう!
・“自らを律し”、“支え合う” 自立できる子どもたちを育もう!
・仲間を育み、変革を創り出すリーダーになろう!
・岐阜JCプライドを磨き、誇りの持てる組織を創ろう!

全体事業
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