室長基本方針

魅力あるまち創造室長 柳原 弘幸

 シャッター通りとなっている岐阜駅前の問屋街や繁華街の柳ケ瀬をはじめ、ぎふのまち全体で往時の賑わいや活気を取り戻そうとする市民主体の様々な活動が増えてきています。しかしそれらの活動もまだ単一で小さく、中心市街地に賑わいを取り戻す起爆剤とはなり得ていません。魅力ある元気なまちづくりを進めるには、個々の活動だけではなく、市民とコミュニティ、行政が連携・協力し、互いの強みを活かしながら協働していくことが必要です。そうして生まれた協働の和が広がっていくことで必ずまちは賑わいを取り戻します。
 これまでも岐阜JCはまちづくりの牽引者として、まちに賑わいを取り戻すための様々な取り組みを企画・実施し、市民や行政と共に成果を積み重ね、信頼関係を築いてきました。今後は主体者として動き始めた市民の和を広め、個々の活動を繋ぐ架け橋となっていくことが、若いエネルギーに溢れ、既成概念にとらわれない斬新な発想ができる岐阜JCに課せられた使命なのです。
 魅力あるまち創造室では、市民やコミュニティの協働によるぎふのまちの継続的な賑わいと新たな価値を創造する活動をします。コミュニティを調査・研究し、コミュニティ同士の協働の和が拡がる仕組みを創ることで、「自分たちのまちは自分たちで良くしていこう」という、自主的・主体的な取り組みをより一層活性化させます。また「ぎふスイーツガーデン」構想のもと5年間に亘って築かれてきた市民や行政とのまちづくり連携をさらに強固なものとすると共に、ぎふのまちの財産となる「地域資源」を掘り起し、郷土愛を育みながら継続的な賑わいを創出していきます。二つの活動を通じて、市民とコミュニティが、自分のまちを愛し、夢をもって、主体的にまちづくりを進めていくことを目指します。
 は二人の委員長がメンバーに熱意をもって夢と計画を語り、先頭に立って実行していけるよう、コミュニケーションを大切にし、終始一貫して誠意と創意をもって接し導きます。そして室メンバー全員で夢を実現していく楽しさを分かち合います。