室長基本方針

青少年育成室長 篠田 剛史

 子どもたちは、様々な環境の中で積極的に仲間たちと活動し、工夫して自分たちだけの遊びを創出することや、将来の夢に向けてすべきことを具体的に考えることが必要です。「ひとづくり・まちづくり」運動を続けている岐阜JCは未来の担い手として子どもたちが心身ともに健やかに育つために、子どもたちの純真な好奇心を刺激し積極的に活動できる場を提供することで思いを形にする「創造力」を呼び起こす活動をしなければなりません。
 子どもは様々な環境で仲間同士と目標に対し創意工夫しながら解決していく過程で、相手を思いやる心を育んでいきます。そして、子どもは自分にはない仲間のもつ魅力に憧れ、見習うことで自身を成長させ、漠然としていた夢を具現化していくのです。また、目標を達成していくことで自らの強みが分かり、自信へと繋げ、次への目標に向けて最後までやり遂げられるチャレンジ精神が養われるのです。そして、大人は、子どもが夢を紡ぐことができるために主体的な行動や経験を促す必要があります。また、子どものもつ柔軟な発想力を伸ばし、無限の可能性を引き出すことで子どもが未来への期待に胸を膨らませ、大人へと成長することに憧れを抱くように導く必要があるのです。
 本年度青少年育成室では、子どもたちに自然豊かな環境の中、仲間と共にチャレンジして得られる達成感を味わうことで、相手を思いやる心と目標達成に対して何事にも諦めない心を育んで頂きます。また、緊張感のある環境において、大人を通じて実際の社会活動に触れ、自身の価値観の幅を拡げることで、将来の夢を実現するために今自分がすべきことを知るきっかけとして頂きます。それらの活動を通じて、努力を惜しまない逞しい心と身体を育て、次代の担い手としての成長を促します。
 私は、2人の委員長と思いが一つになるまで寸暇を惜しまず話し合い、青少年育成事業に携わる喜びを感じてもらえるよう導いて行きます。また、自身の取り組む姿勢で、青少年育成に懸ける思いを室メンバーや全メンバーに感じて頂き、子どもたちの成長と夢のために、炎のような情熱をもって邁進します